熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

憲法

2013-07-16 11:28:21 | Weblog
工藤達朗編「よくわかる憲法」を読みました。

憲法改訂が参議院選挙の争点になるかと思っていたら、世論調査で改訂賛成が少ない理由からか自民党の安倍首相のトーンが下がり、争点ぼかしになってきました。

最近の参議院選挙の予想で、自民党圧勝が現実的になってきたのからか、また安倍首相の憲法改定トーンが上がってきました。

世論調査の結果で、自分の主張をコロコロ変えるのは信用できませんが、参議院選挙後に憲法改定の動きが出てくるのは明らかです。

そこで、上述した本を読んでみることにしました。

私が中央大学法学部で勉強しているときに、工藤先生の憲法講義を受講した経験があります。

憲法というと、民法、刑法、商法等よりも一般生活に身近なものではないこと、憲法改訂派と護憲派の神学論争的は争いから、あまり興味が持てず、勉強にも身が入りませんでしたが、工藤先生の講義を受講して憲法学が好きになりました。

工藤先生の講義は、分かりやすく、面白く、事例が豊富で、講義時間があっという間に過ぎ、講義中に寝ている人、話をしている人は、ほとんどいませんでしたね。

工藤先生の講義で印象に残っているのは、憲法の条文を、五七五調で読み上げることです。

例えば、憲法23条の「学問の自由」、「学問の自由は、これを保障する」ですが、これを五七五調に、「学問の 自由はこれを 保障する」と読み上げます。

これは印象に残りましたね。

憲法23条以外の条文も印象に残るような読み上げ方をしていました。

工藤先生は、現在、中央大学法科大学院の教授をなさっていますので、公開講座等があれば参加してみたいですね。

あの名講義を、また聞きたいものです。









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