デザイナーの佐野研二郎氏が制作した2020年東京五輪のエンブレムについて、大会組織委員会は1日、今後の使用を取りやめる方針を発表しました。
エンブレムをめぐっては、エンブレム自体のほかにも、応募当初の原案やエンブレムの街頭での使用イメージについて盗用や無断転用の指摘が相次いでいたので、幕引きを図ったというところでしょうか。
この問題は、ベルギーの劇場のロゴに似ているという指摘から発生し、その後、大会組織委が記者会見し、五輪エンブレムの選考過程を説明しました。
昨年11月の選考で選ばれた佐野氏の原案から2度の修正を経て、最終的に公表されたエンブレムになったとし、「リエージュのマークには全くない特徴がいくつもあり、オリジナルだと確信している」と主張していました。
この時点で、なぜ佐野さんのデザインだけ2度見直しの機会が与えられたのか、他の候補者との公平は担保されているのかという疑問が出されていました・
28日に、 大会組織委員会が会見し、応募された「原案」などを公表。その後、佐野氏の「原案」デザインが、2年前に東京で開かれた展覧会のポスターに似ているとネット上で話題になり、なおかつ、31日 佐野氏が街頭でのエンブレムの使用イメージとして提案した画像2点が、他人のサイトから無断で転用された可能性があり、大会組織委が調査を始めたことが明らかになりました。
結局、原案も他の著作物と酷似している、他人の写真を無断転用したことがエンブレム白紙撤回の決め手になったのでしょうね。
この騒動の責任はデザイナーだけでなく、組織委員会、審査委員会にもある(こちらの方が重い)と思うのですが、組織員会の委員長の説明では、「新しいエンブレムを決めて騒動を収めることが責任の取り方」と、いつもの先送りに終始していましたね。
それにしても、新国立競技場問題、エンブレム問題と、白紙撤回が2度も続きました。
2度あることは3度ある。
3度目が、東京オリンピック開催の白紙撤回にならなければいいのですが。
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エンブレムをめぐっては、エンブレム自体のほかにも、応募当初の原案やエンブレムの街頭での使用イメージについて盗用や無断転用の指摘が相次いでいたので、幕引きを図ったというところでしょうか。
この問題は、ベルギーの劇場のロゴに似ているという指摘から発生し、その後、大会組織委が記者会見し、五輪エンブレムの選考過程を説明しました。
昨年11月の選考で選ばれた佐野氏の原案から2度の修正を経て、最終的に公表されたエンブレムになったとし、「リエージュのマークには全くない特徴がいくつもあり、オリジナルだと確信している」と主張していました。
この時点で、なぜ佐野さんのデザインだけ2度見直しの機会が与えられたのか、他の候補者との公平は担保されているのかという疑問が出されていました・
28日に、 大会組織委員会が会見し、応募された「原案」などを公表。その後、佐野氏の「原案」デザインが、2年前に東京で開かれた展覧会のポスターに似ているとネット上で話題になり、なおかつ、31日 佐野氏が街頭でのエンブレムの使用イメージとして提案した画像2点が、他人のサイトから無断で転用された可能性があり、大会組織委が調査を始めたことが明らかになりました。
結局、原案も他の著作物と酷似している、他人の写真を無断転用したことがエンブレム白紙撤回の決め手になったのでしょうね。
この騒動の責任はデザイナーだけでなく、組織委員会、審査委員会にもある(こちらの方が重い)と思うのですが、組織員会の委員長の説明では、「新しいエンブレムを決めて騒動を収めることが責任の取り方」と、いつもの先送りに終始していましたね。
それにしても、新国立競技場問題、エンブレム問題と、白紙撤回が2度も続きました。
2度あることは3度ある。
3度目が、東京オリンピック開催の白紙撤回にならなければいいのですが。
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