晴れのち曇り、風つよい。
きょうの桜は見ごろ、写真のように咲いている。風に吹かれて早くもチラホラと散り始めている。もう少し、花見の気分を味わっていたい。
先月、登山の位置情報ツールとして、米国ガーミン社のオレゴン450TCを求めた。価格は99,800円。大枚である。携帯電話などもそうだが、この種の機器は習熟するまでに時間がかかる。登山ルートをベースキャンプというパソコンソフトで作成して、携帯デバイスに登録して山行の便宜とする。
だがこの操作も少し違えば、キチンとルートを作成できず肝心の山のなかで役に立たない。
登山道が整備されていれば問題ないが、雪道やヤブで登山道などを見失ったとき、この機器が力を発揮する。そのためにも、確実にルートや目的地のウェイポイントをデバイスに登録することが第一条件となる。
きょうはパソコンの前で何度も試行してルート設定を行った。
結果として、今週の予定である櫛形山脈のルート登録に成功した。もう一つ、軌跡の確認がある。設定したルートに沿って歩いてきた軌跡がデバイス上に記録される。この軌跡をパソコンで地図上に表示して、印刷して記録に残す。この機能には、通過地点の高度情報や出発してからの距離、時間が記録されている。
当日の山行をメインとして、事前のルート探索、事後の軌跡管理と一粒で三度おいしいのがこの機器を利用した山登りである。
仮に山に山菜取りに入ったとして道に迷ってとき、デバイスに記録されている軌跡を逆に辿って出発点に帰還することも可能だ。
いまGPSはカーナビとして普及しているが、個人のアウトドアツールとしてもっと馴染んで使いこなすことが、楽しさアップの道である。