開設してから40日、きのうこのブログのPVが160を記録した。いままで多くて90位だったから、少し知る人が増えてきたかなという気がする。
動機などほとんどないまま始めたブログ。以前知人と共同で作っていたホームページ「漢詩おりおり」やブログ「言葉の海」などを気ままに書いたが、それなりに反響もあったこともあり、パソコンを新しくしたおりにまた何か書いてみようかぐらいののりで始めた。
半月ほど経って、そういえばこのごろ娘たちの電話も「みんな元気かい。蘭はどうしている?」くらいの話になってしまい、変わりばえのしない日常を伝えあうのも間遠くなっていることに気づいた。ブログを読めばこちらの状況も知ることができるなと思い、アドレスを知らせた。
ブログになると変わった感じだね、と電話口で娘。その後は何の音沙汰もない。多分これを読んで、暇なんだなあぐらいに思っているのだろう。ブログのネタも種々雑多で、学生のころの思い出や当時の友人が活躍している現状を書いたりする。そんなとき友人にこのブログを読んで欲しいと思うこともある。
北海道札幌のM君にアドレスを知らせたのは共通の知人についての話題があったからである。M君から電話で、「あんた記憶力がいいねえ、あのときのことなど全然覚えていないよ」などど言ってきた。ブログには書き込み機能があるんだから、電話でなく直接書いてくれと言ったが、M君はその後も書き込んでこない。
先日、山登りに行ったとき仲間のUさんから思いがけない話があった。「ブログやっているのね」。まさか、身近に知る人などいるはずもないと思い込んでいたので驚いてしまった。同時に、拙い文章を見られてうろたえてしまった。「あんなのもありだと思う」うろたえた私を見て、Uさんは助け舟を出した。「でも難しいわ」というのが感想であった。
このブログには、少なくとも知っている人で3人の読者がいる。最初は何の目的意識もないまま始めたブログだが、今に至って書く内容も、テーマも読者を意識すことになる。ブログと日記の違いはそこにある。3人だけでなく、昨日160PVの読者。これらの人がいることを意識しながら自分の日常を書き継ぐことがブログなのだと思う。
もうひとつ私にとって大切なことがブログにある。それは若いころから趣味にしてきた読書との関連である。老年のため時間が増えてのか、去年あたりから読書量が増えてきている。読書から得られる感動や啓発を定着させるために書く。それがブログにはもってこいなのだ。老年になって定着のない読書は忘却のかなたへと去っていく。
勝間勝代が『読書進化論』のなかでブログの効用について書いている。
ブログは本当にいいツールです。自分の考えることをまとめるのは紙の日記やワープロもいいのですが、こういう非公開のものと違って、ブログはネット上に公開するため、読んでいる相手が反応してくれます。反応があるとそれが励みになって、私たちも続ける気になります。そして、文章は、筋肉が使うほど発達するように、書けば書くほど、自分の考えを言葉にのせるの上手になっていきます。
だが、私のブログにはまだ反応はない。それは多分、テーマや書き方がいまどきの読み手の心に届くものなっていないためであろう。
動機などほとんどないまま始めたブログ。以前知人と共同で作っていたホームページ「漢詩おりおり」やブログ「言葉の海」などを気ままに書いたが、それなりに反響もあったこともあり、パソコンを新しくしたおりにまた何か書いてみようかぐらいののりで始めた。
半月ほど経って、そういえばこのごろ娘たちの電話も「みんな元気かい。蘭はどうしている?」くらいの話になってしまい、変わりばえのしない日常を伝えあうのも間遠くなっていることに気づいた。ブログを読めばこちらの状況も知ることができるなと思い、アドレスを知らせた。
ブログになると変わった感じだね、と電話口で娘。その後は何の音沙汰もない。多分これを読んで、暇なんだなあぐらいに思っているのだろう。ブログのネタも種々雑多で、学生のころの思い出や当時の友人が活躍している現状を書いたりする。そんなとき友人にこのブログを読んで欲しいと思うこともある。
北海道札幌のM君にアドレスを知らせたのは共通の知人についての話題があったからである。M君から電話で、「あんた記憶力がいいねえ、あのときのことなど全然覚えていないよ」などど言ってきた。ブログには書き込み機能があるんだから、電話でなく直接書いてくれと言ったが、M君はその後も書き込んでこない。
先日、山登りに行ったとき仲間のUさんから思いがけない話があった。「ブログやっているのね」。まさか、身近に知る人などいるはずもないと思い込んでいたので驚いてしまった。同時に、拙い文章を見られてうろたえてしまった。「あんなのもありだと思う」うろたえた私を見て、Uさんは助け舟を出した。「でも難しいわ」というのが感想であった。
このブログには、少なくとも知っている人で3人の読者がいる。最初は何の目的意識もないまま始めたブログだが、今に至って書く内容も、テーマも読者を意識すことになる。ブログと日記の違いはそこにある。3人だけでなく、昨日160PVの読者。これらの人がいることを意識しながら自分の日常を書き継ぐことがブログなのだと思う。
もうひとつ私にとって大切なことがブログにある。それは若いころから趣味にしてきた読書との関連である。老年のため時間が増えてのか、去年あたりから読書量が増えてきている。読書から得られる感動や啓発を定着させるために書く。それがブログにはもってこいなのだ。老年になって定着のない読書は忘却のかなたへと去っていく。
勝間勝代が『読書進化論』のなかでブログの効用について書いている。
ブログは本当にいいツールです。自分の考えることをまとめるのは紙の日記やワープロもいいのですが、こういう非公開のものと違って、ブログはネット上に公開するため、読んでいる相手が反応してくれます。反応があるとそれが励みになって、私たちも続ける気になります。そして、文章は、筋肉が使うほど発達するように、書けば書くほど、自分の考えを言葉にのせるの上手になっていきます。
だが、私のブログにはまだ反応はない。それは多分、テーマや書き方がいまどきの読み手の心に届くものなっていないためであろう。