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品倉山に登るには湯殿山スキー場から登る。3月31日まで営業しているリフトでスキー場の上まで行き、そこから撤去されたリフト跡までゲレンデを辿って登り、雪の状況を確認した。汗ばむような陽気で、こんなに晴れた山上も珍しい。朝日連峰から、鳥海山、湯殿山から月山まで、光線の状況で、目前に見える。春休みの好天とあって、スキー、スノボーを楽しむ人もそこそこ来ていた。どの人もフレンドリーで、気軽に声をかけてくれる。スキーをしながらも、その上の山が気になる様子だ。ルートの雪の状況を尋ねてくる人も多い。
下見は山友会のS会長と二人。二人ともGPSを持って行かなかったため、目指す山が品倉山であるか、いまひとつ確信できない。帰宅して品倉山の山行記録を見て、写真の右側の山が品倉山であることを確認。ルート、山行予定日の天候などの状況で、計画の実施ということになる。とにかく締まった雪の上は歩き易く、好天に恵まれれば、きょうのようは眺望は得られるであろう。
雪嶺の歯向ふ天のやさしさよ 松本たかし
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