夜な夜なシネマ

映画と本と音楽と、猫が好き。駄作にも愛を。

『LOVERS』

2005年02月18日 | 映画(ら行)
『LOVERS』(原題:十面埋伏)
監督:チャン・イーモウ
出演:金城武,チャン・ツィイー,アンディ・ラウ,ソン・タンタン他

去年の夏、高校時代の友人や先輩と会ったとき、
最近ええなと思う女優は誰かという話になりました。
男性陣から圧倒的な支持を受けたのが仲間由紀恵。
彼女は男性から見るとめちゃめちゃかわいいそうです。
現在『ごくせん』が大ヒット中なのも納得。

そして、仲間由紀恵ともうひとり、
男性陣が口を揃えて「好きや」と言ったのが
シャンプーのCMでおなじみのアジアン・ビューティー、チャン・ツィイーでした。

私が彼女を最初に観たのは『初恋のきた道』(1999)ですが、
あのスクリーンにドアップで映し出された、
思い焦がれる人の帰りをひたすら待つ彼女の顔を見て
泣かない人がいるんだろうかと思ったぐらいです。

『LOVERS』も同監督の作品。
舞台は唐代の中国。
楊貴妃を迎えた玄宗皇帝のもとで、
朝廷を守ろうとする者と滅ぼそうとする者が対立し、混乱の一途を極めていた。

そんななか、勢力を強めてきたのが、飛刀門と呼ばれる反乱軍。
朝廷側は、官吏のジンとリウに、飛刀門のリーダーを捕らえるように命ずる。

ある日、遊郭に出かけたジンとリウは、
盲目の売れっ子芸者、シャオメイを女将から紹介される。
素晴らしい踊りを披露するシャオメイ。
しかし、リウにいきなり斬りかかり、投獄される。

どうやらシャオメイは飛刀門のリーダーの娘らしい。
それならばと、ジンとリウは罠を仕掛けることにする。
ジンが朝廷に愛想をつかしたように見せかけて、シャオメイを逃がしてやるのだ。
そして彼女を守るふりをしてついてゆけば、飛刀門のリーダーの居所を知り、
捕らえることができるにちがいない。

予定どおり、ジンはシャオメイを助けるふりをし、
リウはこっそりとふたりの跡をつけてゆくが……。

中国の時代物で同監督作品となると、
ジェット・リーに男気を感じた『HERO』(2002)のほうが好き。
どちらも男女3人の策略の応酬だし、かぶるところ多し。
でも、やっぱりアジアのビッグスター3人。
なんだかんだ言うても見応え十分。
何より、ワダエミの衣装とあの色彩は『HERO』と同じく、それだけで観る価値ありです。

金城武と言えばビリヤードを思い出します。
以前「スマスマ」でSMAPと対決するのを見て仰天。
金城武と並んだら、キムタクがアホに見えました。
めちゃ知的。あのビリヤードの腕前はスゴイ。

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