きばなの硝子瓶

呑兵衛夫婦の日々の食卓

初秋の夕暮れ*のこりもん夕餉

2021-09-23 | 晩ごはん
今日は今年さいごの夏日予報で、そのせいか
朝はとろりとした濃霧、そのあと晴れていたけど
曇ってきた、午後からは雷雨らしい.....................

たぶん明日っから、まぎれもない「秋」に切り替わる

そんな初秋?って札幌だけど、最近の朝夕の空は素晴らしく
早朝と日没前は、ホ~ッとしばらく見惚れてしまうくらい

空はやっぱり、北海道がいちばんだな



・ゆうべの晩餐・


明日は祝日だって気づいたから(夕方)、「呑みますか?」と聞いたら
「呑まない」とのことだったので、急いでコーンごはんを温めなおし
おにぎり握って(おっと用)、あとは「のこりもん」を並べる

◆和風ローストビーフを切れる包丁で薄切りし
 たっぷりのインゲンを添え、タレをかけてミックスコショウを挽く

※ローストビーフは、わざと厚めに切ってナイフ&フォークで食べるのも
 美味しいけど、なんといっても薄切りが旨いので、そんなふうに切るときは
 切れる包丁を使い、千切れてもいいくらいの気持ちで削ぐように切っている

◆レバーと砂肝と鶏皮の煮つけを、かるく温めなおして

◆えのきと揚げと昆布のサッと煮

なんかを、ノンアルビールと烏龍茶で食す

美味しくて、ローストビーフとレバー煮を「おかわり」
残りのインゲンも山盛りにした.......................

ぜんぶ食べきってしまった~、2人して食べすぎる~
ローストビーフは、たぶん400gはあったと思う~

でも牛肉は赤身で、調理にも油をほとんど使ってないから
蛋白質のかたまり料理、たっぷり食べる方が正解だ

煮汁に漬けてある肉類は、2日目以降が美味しい
半日後から食べられるけど、味の浸み具合やシットリ感が違うもんな

双方とも、すごく美味しかった
この2品は、我が家の定番けって~だな


あっローストビーフで思い出した

栗原はるみさんのレシピ本が、今号で終わると知ったので
いつもは買ってないけど(10冊ほど持っている)購入する

「特別」を期待したが、中身はいたって「ふつうの号」で拍子抜け
でも、たぶん「いつもの感じ」で終わりたかったんではないかと

ご主人が亡くなってから、多忙な仕事に救われた一面もあっただろうが
「家族にごはんを拵える」ってことが、彼女の料理を支えていたと思うし
そんな料理を読者は期待していたんだから、「拵えてあげる人」がいなくなり
さぞかし大変だろうなとは思っていた、だから休止に納得はする(他の理由もあるだろうが)

それでも、しばらく充電したあと、今度は「おひとりさまごはん」が
次々と生み出されてゆくんじゃないかな?と、楽しみにしている

次は、「今の年齢の彼女自身が食べたい」って料理が見られるような気がする


ところでその号の中の「ローストビーフ」、ちょっと不思議な写真が載っていた

それは切り方だ、肉類は繊維に直角に切るもんだ、それが常識だと思っていたけど

なんと繊維に平行に薄切りしていた

彼女が知らずにやっているわけないし、こうやって切ってもいいのか
それとも深読みして、こう切ったほうが「このお肉の場合」は美味しいのか

1人で悩んでいる


コメント
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