ニセコに無いのに「ニセコ薬師温泉」で通じます。実は磯谷郡蘭越町にある温泉です。
ところで、三大秘湯と名が付けば、是非とも行ってみたいものだと思います。この「薬師温泉」は三大秘湯に上げられていますが、あまり知られていないのではと思います。
神秘(辺ぴ)な所にあるので秘湯と呼ばれるのでしょうが、私はそうは思われません。
ただ、開湯は1891年とあり、3世紀にわたる営業というのですから、意味が見出せるというものです。昔ながらの、手をかけていないところが秘湯と呼ばれる由縁なのかも知れません。
札幌市からの距離も少なく、日帰り可能(入浴料は大人300)です。宿泊も出来て一泊二食付きで6500円とか。
カムイラビットはぶらりとニセコ散策に出向いた折、「ちょっとこちらの方にも行ってみるか」と通りがけに薬師温泉を見つけたのでした。
森の中に位置しているので駐車場には困りません。
浴場は3つあり、それぞれ泉質が違います。ただ、3浴場をすべて入るには、浴場ごと服を着なおして廻らなければならないのが欠点です。
まず、最初に入ったのは「濁りの湯」と呼ばれる内湯の湯場です。脱衣所は男女別々ですが「湯船」は一つで、混浴なのです。ラビ妻もドアを少し開けて確認したのが良かったと、薬師温泉の話になると声高く話ます。浴室が狭いので女性の方には気の毒です。ほかにも男女別々の温泉浴室があるのでそちらの方に回ればよいでしょう。
赤さび色っぽい湯でもう一つの湯場よりちょつと熱目です。温泉の湯の色から言うと、この湯の方が体に良いように思われます。
服を着直してもう一つの湯場ですが、内湯で浴室はさほどの広さではありません。古い建物で、秘湯の趣が残っています。お湯は透きとおり足もとまでそのままに見えます。男女別々、湯は湯底から泡とともに湧き出ていて、源泉かけ流しそのものです。私の先に一人入っていましたが、すぐに出て行き、私一人ゆっくりの入浴です。温度もちょうど良く、湯質もよいのでいつまでも入れます。時間がゆったりありましたので、回りを丹念に観察することになってしまいました。驚いた事に、昔からの古い壁に蛇の抜け殻が大小いくつもあるのです。抜け殻なのできがいを与えられる心配はないのですが、女の人がこの事に気が付けば卒倒してすぐに出てしまうかもしれません。温泉地なので、蛇も近くに多くいるのでしょう。壁の抜け殻の数は今では忘れましたが
50以上はあった様に思います。
このことを後で、ラビ妻に話して見ると、湯場の壁には目をやらなかったらしく、蛇の抜け殻には気付かなかったようでした。この蛇の抜け殻だけをとっても、ここは秘湯なのだと、カムイラピットは思うことにしています。
もうひとつの湯場は宿からちょっと離れたところにあり、熊が出てきそうな森の中にあります。ここは混浴の露天風呂です。混浴の場所があるとは、昔ながらの温泉がそこに残っているということでしょうか。
★ 日本三大秘湯
○ 青森県の谷地温泉
○ 徳島県祖谷温泉(いやおんせん)
○ 北海道ニセコ薬師温泉
ところで、三大秘湯と名が付けば、是非とも行ってみたいものだと思います。この「薬師温泉」は三大秘湯に上げられていますが、あまり知られていないのではと思います。
神秘(辺ぴ)な所にあるので秘湯と呼ばれるのでしょうが、私はそうは思われません。
ただ、開湯は1891年とあり、3世紀にわたる営業というのですから、意味が見出せるというものです。昔ながらの、手をかけていないところが秘湯と呼ばれる由縁なのかも知れません。
札幌市からの距離も少なく、日帰り可能(入浴料は大人300)です。宿泊も出来て一泊二食付きで6500円とか。
カムイラビットはぶらりとニセコ散策に出向いた折、「ちょっとこちらの方にも行ってみるか」と通りがけに薬師温泉を見つけたのでした。
森の中に位置しているので駐車場には困りません。
浴場は3つあり、それぞれ泉質が違います。ただ、3浴場をすべて入るには、浴場ごと服を着なおして廻らなければならないのが欠点です。
まず、最初に入ったのは「濁りの湯」と呼ばれる内湯の湯場です。脱衣所は男女別々ですが「湯船」は一つで、混浴なのです。ラビ妻もドアを少し開けて確認したのが良かったと、薬師温泉の話になると声高く話ます。浴室が狭いので女性の方には気の毒です。ほかにも男女別々の温泉浴室があるのでそちらの方に回ればよいでしょう。
赤さび色っぽい湯でもう一つの湯場よりちょつと熱目です。温泉の湯の色から言うと、この湯の方が体に良いように思われます。
服を着直してもう一つの湯場ですが、内湯で浴室はさほどの広さではありません。古い建物で、秘湯の趣が残っています。お湯は透きとおり足もとまでそのままに見えます。男女別々、湯は湯底から泡とともに湧き出ていて、源泉かけ流しそのものです。私の先に一人入っていましたが、すぐに出て行き、私一人ゆっくりの入浴です。温度もちょうど良く、湯質もよいのでいつまでも入れます。時間がゆったりありましたので、回りを丹念に観察することになってしまいました。驚いた事に、昔からの古い壁に蛇の抜け殻が大小いくつもあるのです。抜け殻なのできがいを与えられる心配はないのですが、女の人がこの事に気が付けば卒倒してすぐに出てしまうかもしれません。温泉地なので、蛇も近くに多くいるのでしょう。壁の抜け殻の数は今では忘れましたが
50以上はあった様に思います。
このことを後で、ラビ妻に話して見ると、湯場の壁には目をやらなかったらしく、蛇の抜け殻には気付かなかったようでした。この蛇の抜け殻だけをとっても、ここは秘湯なのだと、カムイラピットは思うことにしています。
もうひとつの湯場は宿からちょっと離れたところにあり、熊が出てきそうな森の中にあります。ここは混浴の露天風呂です。混浴の場所があるとは、昔ながらの温泉がそこに残っているということでしょうか。
★ 日本三大秘湯
○ 青森県の谷地温泉
○ 徳島県祖谷温泉(いやおんせん)
○ 北海道ニセコ薬師温泉