オホーツク海は毎年流氷に覆われます。そして、沿岸では多くの流氷の恵みを得ています。いつ流氷が来て、いつ接岸するか関係者は関心ごとにしています。各町では流氷観光としての準備をして、多くの観光客を待ちます。漁船も陸に揚げて流氷で破壊されないようにし、準備万端で流氷の被害を避けます。
しかし、稚内では流氷に閉ざされるのはご馳走ではありません。例年は稚内に流氷がやってきません。
理由は、稚内と樺太との間に宗谷海峡がありますが。この海峡に対馬海流の支流「宗谷海流」が流れ込んできます。この支流(暖流)により、知床、斜里、網走、湧別、紋別とオホーツク沿岸の東側から流氷が順次到達し、流氷の多い年には最も西に位置する稚内にも到達するというわけです。
そして、今年の稚内では4年目になりますが流氷が港をふさぎました。流氷対策の充分でない港では混乱が相次いでいます。
稚内港からは利尻、礼文島と定期フェリーが運航されますが、流氷接岸により稚内港が使用不能となり、利尻・礼文との交通手段がなくなり、観光客・島民が島に封じこまれる事になってしまったのです。対策として流氷にとざされない日本海側の手塩港とフェリーを運航して、なんとか切り抜けています。観光客も島に閉じ込められて被害をうけました。
しかし、稚内では流氷に閉ざされるのはご馳走ではありません。例年は稚内に流氷がやってきません。
理由は、稚内と樺太との間に宗谷海峡がありますが。この海峡に対馬海流の支流「宗谷海流」が流れ込んできます。この支流(暖流)により、知床、斜里、網走、湧別、紋別とオホーツク沿岸の東側から流氷が順次到達し、流氷の多い年には最も西に位置する稚内にも到達するというわけです。
そして、今年の稚内では4年目になりますが流氷が港をふさぎました。流氷対策の充分でない港では混乱が相次いでいます。
稚内港からは利尻、礼文島と定期フェリーが運航されますが、流氷接岸により稚内港が使用不能となり、利尻・礼文との交通手段がなくなり、観光客・島民が島に封じこまれる事になってしまったのです。対策として流氷にとざされない日本海側の手塩港とフェリーを運航して、なんとか切り抜けています。観光客も島に閉じ込められて被害をうけました。