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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

蕗のとう 4月初旬賞味

2012-03-30 14:00:10 | 
あと1日で4月になり、今年も4分の1が終わってしまった事に気づきます。それでもこのごろは春らしい日差しを受けるようになり、日中はストーブを入れないでも過ごせるようになりました。
4月は雪解けも急に進み、郊外にドライブすると、雪解けの進んだ路面に「蕗のとう」を見ることが出来ます
今日我が家の雪解け道に一個の蕗のとうが見られました。これを見て、そろそろ蕗のとうを取りに行かなければならないなと考えています。
春は蕗のとうばかりでなく、ネコヤナギも見られるのではないかとわくわくします。
なぜ蕗のとうの話をするかと言いますと、我が家では春に蕗のとうをミソ合えにして食卓にのせるのです。そこで蕗のとうは春一番の山菜ということになります。
小川のまわりが最初の採取地で、雪解けによる後退とともに残雪の回りに蕗のとうが順次黄色の花のつぼみを見せてくれます。取ってきて一輪挿しグラスに飾りつけると玄関が春らしくなります。
取ってきたものは芯の花の部分は取り除き、葉の部分をあらい、油と、砂糖、味噌で煮ます。ほろにがくご飯に添えると美味しくいただけます。
春の野を待って、蕗のとう取りはささやかな我が家の楽しみです。元来蕗のとうは苦いため一切食べないという家庭もあります。味噌煮だけでなく、衣を付けて油で揚げたテンプラもなかなか美味しいのです。苦味は無くなります。蕗のとうをスーパーで売っているところもあります。