雪降る街 カムイラピットの楽園 こな雪 ぼた雪 あられ雪

けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

土偶 見れば見るほど味がある

2012-03-19 12:30:32 | 日記
3月18日(日) 北海道開拓記念館で開催されている「北の土偶 縄文の祈りと心」展を見てきました。
北海道、東北地方の貴重な縄文時代の貴重な考古資料約1400展が展示されていました。会場は広くありませんでしたが、中身は濃く十分な内容でした。
今日行かなければと思ったのは、国宝「三大土偶」が、明日以降は複製品になってしまうということなので、この日をおいて本物は見ることが出来なくなるからでした。
さてその三大土偶は 
① 函館市著保内野(ちょぼないの)遺跡の「中空土偶」(国宝 、高さ41.5×幅20.1×暑さ7.2㎝)
② 長野県茅野市棚畑(たなばたけ)遺跡の「縄文のビーナス」( 国宝、高さ27.0×12.0×9.2㎝)
③ 青森県八戸市風張(かざはり)Ⅰ遺跡の「合唱土偶」(国宝、19.8×14.2×15.2㎝)
です。どれもが大型の土偶です。
会場には多くの人が見に来ていて、なかなかの盛況です。三大土偶の展示棚では、一度に充分見れませんでしたので、2度列に並びなおして見たほどです。
土偶にはいろいろな形があり、小さいものから大きいものまで、また出土地もいろいろで、道南にも多く出土しているのに驚きです。中には根室市でも土偶が発見されています。壺にも土偶が描かれた物もありました。縄文時代に作られたもので、弥生時代になると作られなくなったようです。胸にかけてお守りにした土偶やら、玉を持った土偶までいろいろでした。埋葬時に守りを兼ねて埋めたものなのでしょう。珍しい展示会を見て良かったなあと思っています。
★ 3月6日~5月13日迄、北海道開拓記念館。

春の5K 春の危惧あるものにご用心

2012-03-19 11:07:52 | 自然
3月19日のUHB朝の放送「のりゆきのトークDE北海道」の中で、始めて聞く言葉がありました。「春に5Kがあります。充分注意しましょう」という中身でした。
今までに、「春の5K」の言葉は聞いたことがありません。
5Kとは、「強風のK、黄砂のK、乾燥のK、火災のK、花粉のK」だと言います。2007年ごろ気象予報士の森田正光(もりたまさみつ)さんが言い出したものだと言います。
この中の花粉のKは、花粉症の人には大変なのでしょう。北海道はスギ花粉の害はありませんが、白樺花粉の害があります。また、この5Kの中で、特に気を付けないといけないのは「火災に対する用心」です。火災は恐ろしいことです。家ごと、財産ごと、時には人まで、まるごと持って行ってしまいます。昔から言う地震、雷、火事、親爺の恐ろしいものの中の一つにもなっています。春の乾燥、強風によって「火災」も大きくなります。春は火の元要人が肝要です。
カムイラピットの車置き場は自然むき出しの置き場ですので、黄砂の積もる日も何日か出てきました。中国から風によって小さなちりのような砂が運ばれてくるようになったのです。車の痛む原因になりますが、近年春に騒がれる事が多くなりました。