カムイラピットは、日本国内の多くの島の旅をしました。道内では、留萌管内羽幌町の「天売島」(てうりとう)には二度行きました。札幌からは一泊どまりで「天売島」、「焼尻島」(やきしり)二島を巡って帰ってこれます。この島の旅で一番満足出来たことは、宿で島の幸をふんだんに料理してもらえることでした。
先に日本の「猫の島」を紹介しましたが、天売島は猫島を拒否しています。天売に行った時は一匹の猫の姿も見ませんでしたが、天売島には推定では300匹ほどの猫がいるといいます。その内飼い猫は40匹ほどですが、野良猫が海鳥を捕食するので、羽幌町議会が「天売島ネコ飼養条例」を可決したのです。
ご存じのとうり、「天売島は海鳥の楽園の島」で、オロロン鳥、その他の海鳥の渡来地として良く知られています。特に見事なのは「ウトウ」の生息地として知られ、繁殖地の地面に穴をあけて子育てをしております。赤岩展望台あたり見学地には、夕方60万羽ほどのウトウが獲物を咥えて帰ってきます。この姿を見れるのは5月~7月中旬の短い期間です。この鳥たちの生息を脅かす猫を排除するのがこの条例の狙いです。
天売島ネコ飼養条例(平成24年4月1日施行)
・飼い猫に固体識別のマイクロチップの埋め込みを義務付ける。
・ 〃 に不妊去勢手術を求め、手術費用などの助成も行う。
・ 〃 に飼い猫の登録を義務づける。
・飼い猫以外にへの餌やりの禁止をする。
・違反した場合は罰則として、最高2万円の過料を定めています。
野良猫は、海鳥を捕食するなど生体環境への影響が危惧されていて、2013年以降は野良猫を捕獲して不妊手術を施し、数年かけて島内の猫を徐々に減らす計画です。
天売島の野良猫は餌も貰えなくなり、不妊・去勢されて以後数年かで、個体数が極度に減っていく事になります。
先に日本の「猫の島」を紹介しましたが、天売島は猫島を拒否しています。天売に行った時は一匹の猫の姿も見ませんでしたが、天売島には推定では300匹ほどの猫がいるといいます。その内飼い猫は40匹ほどですが、野良猫が海鳥を捕食するので、羽幌町議会が「天売島ネコ飼養条例」を可決したのです。
ご存じのとうり、「天売島は海鳥の楽園の島」で、オロロン鳥、その他の海鳥の渡来地として良く知られています。特に見事なのは「ウトウ」の生息地として知られ、繁殖地の地面に穴をあけて子育てをしております。赤岩展望台あたり見学地には、夕方60万羽ほどのウトウが獲物を咥えて帰ってきます。この姿を見れるのは5月~7月中旬の短い期間です。この鳥たちの生息を脅かす猫を排除するのがこの条例の狙いです。
天売島ネコ飼養条例(平成24年4月1日施行)
・飼い猫に固体識別のマイクロチップの埋め込みを義務付ける。
・ 〃 に不妊去勢手術を求め、手術費用などの助成も行う。
・ 〃 に飼い猫の登録を義務づける。
・飼い猫以外にへの餌やりの禁止をする。
・違反した場合は罰則として、最高2万円の過料を定めています。
野良猫は、海鳥を捕食するなど生体環境への影響が危惧されていて、2013年以降は野良猫を捕獲して不妊手術を施し、数年かけて島内の猫を徐々に減らす計画です。
天売島の野良猫は餌も貰えなくなり、不妊・去勢されて以後数年かで、個体数が極度に減っていく事になります。