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けっぱれラピット、どろ亀さんに負けるな。ウサギとカメとの競走です。随想、旅行記、日記など、雪の降る街からのお便りです。

北海道 三大温泉とは なんといっても「登別」

2012-03-22 09:44:22 | 地理
温泉には人それぞれの思いがあり、「北海道三大温泉」と云っても上げる温泉は違いがありると思います。大きな建物群のある温泉地は北海道に沢山存在しています。
しかし、多くの人が利用する温泉地が三大温泉として定着しています。
特に全国的に知られる温泉地はなんと言っても「登別温泉」です。昔から知られており、湯の質も豊富(11種類)で、回りには地獄谷、大湯沼の温泉の噴き出す自然の姿を見れる見事な見学地もあります。ここには大きな温泉ホテルも林立しています。
次に函館を抱える「湯の川温泉」があります。後背に抱える函館の人口が大温泉地に成長し北海道三大温泉の一つとして成長しました。そして、三つ目にあげられるのが札幌の奥座敷として知られる「定山渓温泉」です。札幌の人口193万人を抱えていれば大きな温泉ホテルが多く建てられる事になります。

「登別温泉」むかしから知られる温泉です。函館と札幌の中間地にあたり、両地方の人口を集めるなど位置的に恵まれています。各ホテルは札幌からの無料送迎パスも運行しており、格安で温泉に泊まりに行けます。地獄祭りには人が多くやってきます。

「湯の川温泉」函館の奥座敷として発達、有名な温泉ホテルが沢山あります。全道、全国の人を集めての経営が目立ちます。札幌の人にも関心ある温泉地です。

「定山渓温泉」札幌の人は札幌の奥座敷としての認識が高い温泉地です。むかしは札幌から定山渓温泉まで「定山渓鉄道」が通っていましたが、車社会となり、この鉄道も残念ながら廃止になってしまいました。ここでは「カッパ」が売り物で、カッパのモチーフが温泉のところどころに飾られています。5月は鯉のぼりが温泉峡谷に沢山かけられます。
カムイラピットは良く利用する温泉で、札幌から日帰りで利用出来ます。秋には見事なまでの紅葉が鑑賞出来ます。近くに豊平峡温泉というのがあり、大露天風呂が楽しめます。
定山渓温泉の冬季には、本州からの格安で旅行パックが企画されて、札幌国際スキー場へ「スキーツアー」でやってきます。泊まり客に聞きますと、その価格の安さに驚きました。

三大温泉は、温泉の立地には湯の量も主たる要素ですが、利用人口の多さが温泉地を大きくする要因と言えましょう。