マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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杵築神社高鉾だんじり

2007年10月18日 08時34分48秒 | 楽しみにしておこうっと
坊城区公民館に掲示されているもう一枚を見せていただいた。

高鉾だんじりが秋祭りに巡行しますんねん、是非再訪してほしいとおっしゃる杵築神社の代表者。

10月の秋祭りの宵宮の日。祓えをしてもらって宮出しする。

今年は13日の土曜日12時過ぎから太鼓や鉦を鳴らして町内を練り歩く。

いずれ訪れたいものです。

(H19. 9.23 V603SH撮影)

伊勢の太神楽

2007年10月18日 08時25分14秒 | 橿原市へ
8月、ほうらんやの日に大北町のおばあさんに教えてもらった伊勢太神楽。

そんなー、伊勢太神楽って衰退したんじゃないのと思いつつ、坊城区にある杵築神社で23日に行われていたのを聞いたことあるって話を受けて念のため訪ねることにした。

神社公民館ではなにやら寄り合いで男性数名。

すんませーん教えてくださいと尋ねると、そりゃー十年以上も前の話しやがな。

神社の境内でやってたんで子どもの頃はそれが楽しみじゃったと話される。

そやそや、昔のんやけど写真があるわと見せていただいた。

大きく伸ばした伊勢太神楽の写真が2枚、額にいれて公民館に掲示されてました。

太神楽の人、当時で八十歳やったろか、その後に亡くなられてけーへんようになったと。

太神楽継承者がいなかったんでそのままじゃ。

この写真たぶん昭和の末じゃろとおっしゃってましたが、今ではとても貴重な写真になっています。

(H19. 9.23 V603SH撮影)



※ 後日、知人らの話によると色々な伊勢大神楽講社は現在でも残っており、滋賀県や鳥取、岡山辺りで継承されているようです。

三重県から旅の生活で営まれる伊勢の太神楽の講社は奈良町や大豆山町界隈も回っているというが獅子の祓いはとても撮影ができるような雰囲気ではなかったとおっしゃる。

この貴重な一枚は、昔し龍田大社の風鎮祭に来ていた人らしくて、ずいぶん前から来なくなったそうだ。

奈良県内にあった二つの組のひとつと考えられるが、いずれにしても各神社で舞うのは講社が決まっているようです。