マネジャーの休日余暇(ブログ版)

奈良の伝統行事や民俗、風習を採訪し紹介してます。
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大量にいただいた貰い物新鮮野菜を食す

2018年03月29日 09時05分05秒 | もらいもの・おくりもの
前日にいただいた大量の新鮮野菜。

野依のMさんが自宅の畑をあっちこちへと回遊されて収穫した野菜は多品種。

キャベツ、レタス、キクナ、菜ばな、カラシ菜、ほうれん草、三つ葉、ブロッコリーにコゴミの9種類。詰めてくださるナイロン袋は三つにもなった。

どれもこれも嬉しい貰い物。

特に嬉しいのはコゴミだ。

そのコゴミは家の裏地で生えている。

先代が植えていたコゴミは春の恵み。

とても美味しいものを残してくれたのが嬉しいと笑顔で分けてくれる。

二十歳代のときから山野草にはまった。

植物図鑑も買って知識を得た。

山に入って見つけた山野草に見惚れている。

泊まった民宿で配膳される料理に舌鼓。

さまざまな味を覚えた。

山の恵みは今でも身体にしみついているし目に焼きついている。

今では山間辺りにある行事取材に出かけては在所の自然に魅入って佇んでいる。

ところが、だ。

コゴミの味覚は噂で聞いてはいるものの食べたことがない。

いつかは食べたいと思っていた云十年間。

目の前に差し出されたコゴミに身体が震えるほどに興奮して持ち帰った。

帰るなり伝えた言葉。

コゴミは天ぷらで食べたいである。

そうして出来上がった今夜のおかず。

皿に盛られたコゴミの天ぷらに伝えた言葉は早く食べたい。

食べたいけどちょっと待って、ね、と言いつつケータイ画像で撮っていた。

食卓を彩る採れたて野菜の一つに菜ばな。



黄色いお花も美味しいし、若い茎が柔らかいのでたまらない。

茹で菜ばなはからし酢味噌で食べるのが一番。

酢味噌だけでは物足りなさを感じるからそうした。

もう一品は冷ややっこ豆腐に乗せた茹でキクナ。



大きめのかつお節を振りかけてチューブから絞り出した生ショウガをたっぷりのせていただきます。

どれもこれも春の味。

特にコゴミは極上の春をいただいた。

思っていた以上のヌルっと感がたまらない。

軸の方はサクッと感がする。

二つの味わいにこれもまた舌が唸る。

優しくて、嫌みがまったくないコゴミは油炒めでも試してみたい。

とはいってもこれだけ。

あかん、どこかで売っている処を見つけなくては・・。

(H29. 4.17 SB932SH撮影)