天ぷら大吉難波店の地を探す行程に食事処がいっぱい。
あるある食事処はまたの機会にと思って映像に残しておこう。
拝見した写真展は2カ所。
大阪・中央区本町の富士フイルムフォトサロン大阪に同区難波にある富士フィルムイメージングプラザ大阪。
輝く作品に感動をもらった写真展。
その会場から歩いて天ぷら大吉を目指すのであるが、距離はまぁまぁある。
帰宅してからざっと測った距離は800m。
なんだ、それくらいだったのか、と思った距離は、体感ではもっとある。
1kmはとうに越えていたと思うのは、途中で迷ったことが要因であるが・・。
地上にあがって千日前通り。
信号の角を南に折れて戎橋筋商店街の通りへ。
まっすぐ南へ、南へ行けば信号向こう側に難波にある高島屋大阪店。
その際を道路に面した歩道を南下する。
地下街に入ればたぶんに道に迷うと思って地上の景観を観ながら歩いていた。
ここら辺りはなんばCITYの端にあたる。
サラリーマン時代はそこまでしか知らない。
仕事を辞めてからできたなんばパークスはまったく知らない。
歩いていけば、なんばパークスになるよとかーさんに云われていたが、私が目指す施設はなんばCITY。
あの懐かしいロケット広場のロケットは撤去され、今や見ることはない。
角にあったお店は、千日前コッテジ。
韓国料理のサムギョプサル専門店。
ビジネスマン時代にはなかったお店。
ランチは、どの「お重」も食べてみたくなるが、そこにたどり着く前に通りがかった和食のお店も食べてみたい。
戎橋の通りに突入。
賑わいは少し寂れたのは新型ウイルスことコロナウイルスの影響。
むしろこの状態の方が移動しやすい。
「わなか」のたこ焼きは、20選にあげられるほどのお奨めの人気店。
私は行ったことはないけど・・。
ちょっと筋を入ったところのお店に誘惑されそう。
全品が280円均一の店は「九州だんじ」の難波店。
宴会向きの感じは、幹事に連絡乞う。
お昼の定食メニューが税別550円から、いろいろある。
次の筋にあったお好み焼き「千房(ちぼう)」のエレガンス戎橋店。
実は、お店よりも向こうに見える懐かしい建物が気にかかる。
ベテラン歌手が歌う歌謡ショーに群がる女性陣が目立っていたその建物は、昭和33年に開場した「大阪新歌舞伎座」。
老朽化が進んだことから平成21年の6月に閉館した。
戎筋アーケードを出たら目の前に百貨店高島屋がある。
信号を渡って高島屋の東側のへりつたいに歩道を、ぐるっと行くその建物が施設なんばCITY。
地上を歩いていてもそのデカさはわからない。
南海難波駅の改造工事に伴って開発された大型ショッピングセンター。
昭和55年3月に全面開業。
百貨店を傘下にない南海電鉄が初めて手がけた大型商業施設。
その3年前は、私の生まれ故郷の大阪・住之江区から通っていた南海本線・住之江駅の高架化だった。
昭和45年3月に高校を卒業し、ビジネスマンになった大人時代もずっと通勤利用していた南海本線が懐かしい。
さすがに高校生時代は、難波に出ることはまずなかった。
大人になれば友達も一変する。
遊びに飲食をともなう仕事帰りに立ち寄っては居酒屋行き。
映画館にも結構出かけていた難波界隈。
尤も幼少のころは、親父に連れられて南海ホークスの本拠地である難波球場にもよく行ったものだが、記憶は断片的。
プロ野球は大毎フアンから高校時代に移った阪神フアン。
以降、変わらずであるが、リーグ戦に日本シリーズの優勝以来の数年後から、熱は完全に冷めきった。
熱意を失ったのは時間に使い方である。
残された人生は民俗行事の記録一本。
取材、撮影、編集に記事の公開が中心になった。
執筆する時間が大切になったころから観戦に使っていた時間のすべてを執筆に充てた。
話題は難波界隈の食事処に戻そう。
目指す食事処は、天ぷら大吉難波店だ。
難波に出る機会があれば、是非とも食事を、と思って探したなんばCITY。
本館、南館にある食事処などを明示する案内表示が見つかった。
なんばCITYの外壁にない案内表示。
ならば、館内に入るしかないとちょっと中に・・あった。
案内表示にある店舗を1軒、1軒を探してみたらあった。
天ぷら大吉は、1階にある“なんばこめじるし”食事ゾーン。
ゾーンマップにある所在地は、内部をうろうろするよりも屋外から行く方が見つかりやすい、と思ってまたまた歩く。
天下の台所と称する大起水産。
馴染みのある大起水産は奈良県内にも店舗があるし、これまで何度も出かけてお寿司から魚介類に総菜もたびたび買って味わっているが、難波店なら居酒屋そのものの形態だろうな。
ここは牛しゃぶしゃぶすき焼き食べ放題の但馬屋。
お気軽しゃぶしゃぶに800円ランチの豚しゃぶがある。
定量とあるから豚肉は一定量。
だが野菜は食べ放題とくれば女性向けのヘルシーさを狙っての豚しゃぶであるが、アイス付きとくれば元もこうもない。
しかし、まぁなんですな。
南館の1階にあるという“なんばこめじるし”食事ゾーンが遠い。
なかなか目的地に近づけない。
もう一度館内に入って地図を確かめたら、一番奥になる最南端。
あーしんど、もあるけどお腹減った。
時間帯は正午前だが、普段より歩きが多いこの日にままエネルギーを使っていたようだ。
お腹が減っている状況に、探して廻る食事処。
ついつい冬のご馳走看板にふらぁーっとする信州そば処のそじ坊。
紅ずわい蟹ちらしも、帆立貝柱しらしも873円。
うーん、まいったなぁ。
次の店は北新地鳥屋。
選べる唐揚げ定食も、チキンカツ定食も900円もあれば日替わりランチも900円だった。
次の店は・・。
こうしてお店を巡っていくが、もっと他にもあることを知る。
が、携帯画像に収めたお店は私の食べたい食事処。
入店はしていないが、お店の雰囲気がわかるように撮っていた。
で、次の店は、SABER+なんばCITY。
鯖魚はよく食べる魚介類。
一番に多いのは〆鯖。
酒の肴の筆頭に値する。
2番手は鯖の塩焼き。
脂ののった塩焼きがたまらん。
3番手が、あったら即買いしたくなる焼き鯖。
焼き鯖と言えば、本場の発祥の地の若狭しか考えられなかった。
鯖街道のいわば出発地である、福井県に売っていた浜焼き鯖。
大きく口を開けたそこに箸を尾っぽの先まで通して丸ごと焼く串焼き姿の鯖。
初めて食べさせてもらった福井県小浜の朽木屋。
住まいする地区の納税組合の旅行に立ち寄った土産処にあった売れ残り寸前の串焼き鯖。
1本が500円で売っていたから、お安いと思って2本買い。
旅行から戻ってきた自宅で食べる焼き鯖の美味いこと。
このときもまた脂がのっていた。
丸々肥えた焼き鯖味を堪能した記憶は、今でも舌が覚えている。
食べるという点においてのベスト3は、以上であるが、取り上げたい特上の一品がある。
奈良県の東部山間地の一部でしか見ることのない鯖がある。
なぜに海がない奈良県に鯖が・・。
流通ルートは鯖街道の延長線上にあると、ある学者が云ったらしい。
お会いしたこともないし、名も知らない学者の手がかりは持ち合わせていない。
だが、金沢市図書館に所蔵の日置謙編『加能郷土辞彙』に、「サシサバ(刺鯖)」記述があった。
「・・・宝暦の調書には、羽咋郡西海刺鯖、風戸・風無・千浦・赤崎・前濱・村から御用に付き指上げるとある。刺鯖(サシサバ)の製法は、背割りにして内臓を去り、3、4時間水に浸して血液を去り、水滴を除き、鯖生目30貫目を■13貫目にて、約1週間漬け、清■の溶液で洗浄し、同大のもの2尾宛を重ね刺し、ハサに掛けて乾かすこと1週間にして、■柱の結晶するを期とし、魚簗の上に■筵の荒く厚きものを敷き、その面に鯖を格子状に積むこと高さ六尺に及び、周囲を筵及び菰で密閉し、十日許を経て脂肪の浮き出で橙黄色を呈した時全く功程を終る」。
興味深い宝暦時代のサシサバの作り方であるが、食べ方、味については言及されていない。
ただ、このサシサバが奈良県の東部山間地に伝わったという証言もない。
私の調査では、その流通源は、和歌山新宮であった。
ここでは詳しいことは書かないが、食べた味はとてもしぉっからかったことだけは伝えておきたい“サシサバ(※刺し鯖/挿し鯖など)”は、『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』に執筆したコラム文にサシサバ写真を添えているので、参考にしていただきたい。
“サバ”はどうもネタまで拡がりをみせてくれる大衆魚であるが、生サバの危険性はアニサキスの一点張り。
生サバの刺身はむちゃ旨いが・・・。
さて、次のお店はどこのお店なのかわからんが、690円で食べられるロースカツ定食が気になった。
各種定食いろいろ有りぃーの、に、牛すじ土手焼きの文字も気になる。
次の店はカレー屋さん。
昨今、大阪はスパイスカレーが大流行り。
食べたければ狙いを定めて出かけたいものだが・・。
930円の三田流カレーつけ麺に惹かれたお店は、つけ麺専門店の三田製麵所なんばCITY。
つけ麺、ざる麺が好物になった今にカレーつけ麺があったとは・・。
スパイシーカレーと合体したコシの強いつけ麺は是非とも味わいたいものだが、トッピング付け足すたびに価格が上昇するのが難点。
うーん。
おっと、ここで行列に遭遇する。
ここが本日狙いの天ぷら大吉だと思い込み。
行列に並んだところでハタと気づいた次第。
お店は、「いいもん うまいもん 大阪産」の幟に「楯野川」。
さて、ここは・・居酒屋。
お昼も提供するダイニングステージ佐海屋。
ようやくたどりついた「なめここじるし」コーナー始めある佐海屋が提供するランチ目的の行列だった。
「なめここじるし」の端っこがわかれば、あとは建物外壁に沿って歩けば、目的地に自然と着くであろう。
こういうなんでもありーのを知らせる立て看板が紹介する食事を摂りたいものだ。
お店は、とりとうどんと元気な酒が謳い文句のはっぷう(八風)なんば米印店は、カレー居酒屋さん。
食べたくなるメニューに目がキョロキョロ動く。
あぁー、とり天に豚バラ肉盛りのなんばカレーうどんを喰ってみたい。
美味そうなカレーうどんを横目で見ながら歩く次の店は、ホルモンが専門と思われるスタンドホルモンのアソビーフ。
夜のコース行きの立ち飲み屋利用だな。
その左隣のお店が主たる目的の天ぷら大吉難波店。
心斎橋筋から歩きだしてやっとこさのことで着いた。
その行程時間はなんと40分だった。
美味しい食事を済ませたらUターン。
天ぷら大吉の定食を味わう目的以外に何もない。
帰りの行程もまた難波パークス・なんばCITY。
食事処はもういいが、現況を見たくなったカメラのキタムラなんばCITY。
こんな雰囲気だったのかなぁ、とまるで浦島太郎のような心境に陥る。
当店舗に転勤された今は廃店になったカメラのキタムラ奈良南店の副店長のTさんが居たら、と思っていたが・・。
ざっと見渡して立ち去るカメラ店。
次もまた懐かしいロケット広場。
待ち合わせ場所としては絶好地だったが、実物ロケットは平成19年8月に撤去され跡形もない。
記憶が蘇る懐かしい映像を見せてくださるブログに感謝する。
帰りの足取りは重たい。
疲れが出たのか、また鉄分欠乏症になったのか・・。
住まいが住之江だったころは、南海本線。
地下鉄通路を歩いて地下鉄御堂筋線の乗り換え。
その地下鉄駅の反対側にある近鉄電車難波駅の駅構内にたくさんの食事処が並ぶ。
いやゆる駅ナカの商業施設「タイムズプレイス難波」内の飲食ゾーンの「ごちぶらなんば」のオープン。
昨年の7月に、店舗を順次開店にリニューアル。
歩いて立ち止まる度に拝見に、こんなお店があったんだ。
これは絶対に落としたらアカン絶品ものだと思った肉肉豚辛うどん・そば。
提供する店舗は、揚げたて天ぷら麺が美味しくて格安が評判の立ち食いそば・うどんの粋麺あみ乃や大阪難波店。
すきっ腹でないひる飯時間帯に一杯を食べたくなる。
次のお店は、寿司ランチを提供する立ち食い寿司魚がし日本一近鉄難波店。
300円のねぎとろこぼれが美味そう。
他にねぎとろこぼれアレンジものがあるが、必要性は感じない。
寿司専門なら無用のメニュー、と思うのは私だけだろうか。
ここまで来れば駅ナカの最も奥のコンコース入口。
そこにあった串カツ店。
へぇ、こんなところにあったんだと驚いた串カツ田中近鉄難波店。
テレビで度々取り上げられる評判の串カツ店。
おっさん酔客から家族で楽しめるように転換した串カツ田中の経営戦略が素晴らしいが、悲しいかな近畿圏内に奈良県はゼロ店舗(令和2年6月現況)。
なぜに空白の県なんだろうか。
そこが悔しい串カツ田中。
ひとつ検討のほどよろしくお願いしたい。
ところが、だ。
店内に灯りがない。
なんとなくおかしな雰囲気。
利用する間もなく、閉店していたとわかってガックシ。
それにしても開店間もないうちの閉店。
なにがあったんだろうか。
レビューにあるご意見は不満が多く目立つ。
さらに調べた結果、令和2年5月22日に閉店お詫びのお知らせ。
新型コロナウイルスの影響が大きかったように思える。
〆に紹介する食事処は、写真を撮らなかったなにわ麺次郎。
買い出し、ではなく貝出汁の味、香りが凄いらしい。
(R2. 2.12 SB805SH撮影)
あるある食事処はまたの機会にと思って映像に残しておこう。
拝見した写真展は2カ所。
大阪・中央区本町の富士フイルムフォトサロン大阪に同区難波にある富士フィルムイメージングプラザ大阪。
輝く作品に感動をもらった写真展。
その会場から歩いて天ぷら大吉を目指すのであるが、距離はまぁまぁある。
帰宅してからざっと測った距離は800m。
なんだ、それくらいだったのか、と思った距離は、体感ではもっとある。
1kmはとうに越えていたと思うのは、途中で迷ったことが要因であるが・・。
地上にあがって千日前通り。
信号の角を南に折れて戎橋筋商店街の通りへ。
まっすぐ南へ、南へ行けば信号向こう側に難波にある高島屋大阪店。
その際を道路に面した歩道を南下する。
地下街に入ればたぶんに道に迷うと思って地上の景観を観ながら歩いていた。
ここら辺りはなんばCITYの端にあたる。
サラリーマン時代はそこまでしか知らない。
仕事を辞めてからできたなんばパークスはまったく知らない。
歩いていけば、なんばパークスになるよとかーさんに云われていたが、私が目指す施設はなんばCITY。
あの懐かしいロケット広場のロケットは撤去され、今や見ることはない。
角にあったお店は、千日前コッテジ。
韓国料理のサムギョプサル専門店。
ビジネスマン時代にはなかったお店。
ランチは、どの「お重」も食べてみたくなるが、そこにたどり着く前に通りがかった和食のお店も食べてみたい。
戎橋の通りに突入。
賑わいは少し寂れたのは新型ウイルスことコロナウイルスの影響。
むしろこの状態の方が移動しやすい。
「わなか」のたこ焼きは、20選にあげられるほどのお奨めの人気店。
私は行ったことはないけど・・。
ちょっと筋を入ったところのお店に誘惑されそう。
全品が280円均一の店は「九州だんじ」の難波店。
宴会向きの感じは、幹事に連絡乞う。
お昼の定食メニューが税別550円から、いろいろある。
次の筋にあったお好み焼き「千房(ちぼう)」のエレガンス戎橋店。
実は、お店よりも向こうに見える懐かしい建物が気にかかる。
ベテラン歌手が歌う歌謡ショーに群がる女性陣が目立っていたその建物は、昭和33年に開場した「大阪新歌舞伎座」。
老朽化が進んだことから平成21年の6月に閉館した。
戎筋アーケードを出たら目の前に百貨店高島屋がある。
信号を渡って高島屋の東側のへりつたいに歩道を、ぐるっと行くその建物が施設なんばCITY。
地上を歩いていてもそのデカさはわからない。
南海難波駅の改造工事に伴って開発された大型ショッピングセンター。
昭和55年3月に全面開業。
百貨店を傘下にない南海電鉄が初めて手がけた大型商業施設。
その3年前は、私の生まれ故郷の大阪・住之江区から通っていた南海本線・住之江駅の高架化だった。
昭和45年3月に高校を卒業し、ビジネスマンになった大人時代もずっと通勤利用していた南海本線が懐かしい。
さすがに高校生時代は、難波に出ることはまずなかった。
大人になれば友達も一変する。
遊びに飲食をともなう仕事帰りに立ち寄っては居酒屋行き。
映画館にも結構出かけていた難波界隈。
尤も幼少のころは、親父に連れられて南海ホークスの本拠地である難波球場にもよく行ったものだが、記憶は断片的。
プロ野球は大毎フアンから高校時代に移った阪神フアン。
以降、変わらずであるが、リーグ戦に日本シリーズの優勝以来の数年後から、熱は完全に冷めきった。
熱意を失ったのは時間に使い方である。
残された人生は民俗行事の記録一本。
取材、撮影、編集に記事の公開が中心になった。
執筆する時間が大切になったころから観戦に使っていた時間のすべてを執筆に充てた。
話題は難波界隈の食事処に戻そう。
目指す食事処は、天ぷら大吉難波店だ。
難波に出る機会があれば、是非とも食事を、と思って探したなんばCITY。
本館、南館にある食事処などを明示する案内表示が見つかった。
なんばCITYの外壁にない案内表示。
ならば、館内に入るしかないとちょっと中に・・あった。
案内表示にある店舗を1軒、1軒を探してみたらあった。
天ぷら大吉は、1階にある“なんばこめじるし”食事ゾーン。
ゾーンマップにある所在地は、内部をうろうろするよりも屋外から行く方が見つかりやすい、と思ってまたまた歩く。
天下の台所と称する大起水産。
馴染みのある大起水産は奈良県内にも店舗があるし、これまで何度も出かけてお寿司から魚介類に総菜もたびたび買って味わっているが、難波店なら居酒屋そのものの形態だろうな。
ここは牛しゃぶしゃぶすき焼き食べ放題の但馬屋。
お気軽しゃぶしゃぶに800円ランチの豚しゃぶがある。
定量とあるから豚肉は一定量。
だが野菜は食べ放題とくれば女性向けのヘルシーさを狙っての豚しゃぶであるが、アイス付きとくれば元もこうもない。
しかし、まぁなんですな。
南館の1階にあるという“なんばこめじるし”食事ゾーンが遠い。
なかなか目的地に近づけない。
もう一度館内に入って地図を確かめたら、一番奥になる最南端。
あーしんど、もあるけどお腹減った。
時間帯は正午前だが、普段より歩きが多いこの日にままエネルギーを使っていたようだ。
お腹が減っている状況に、探して廻る食事処。
ついつい冬のご馳走看板にふらぁーっとする信州そば処のそじ坊。
紅ずわい蟹ちらしも、帆立貝柱しらしも873円。
うーん、まいったなぁ。
次の店は北新地鳥屋。
選べる唐揚げ定食も、チキンカツ定食も900円もあれば日替わりランチも900円だった。
次の店は・・。
こうしてお店を巡っていくが、もっと他にもあることを知る。
が、携帯画像に収めたお店は私の食べたい食事処。
入店はしていないが、お店の雰囲気がわかるように撮っていた。
で、次の店は、SABER+なんばCITY。
鯖魚はよく食べる魚介類。
一番に多いのは〆鯖。
酒の肴の筆頭に値する。
2番手は鯖の塩焼き。
脂ののった塩焼きがたまらん。
3番手が、あったら即買いしたくなる焼き鯖。
焼き鯖と言えば、本場の発祥の地の若狭しか考えられなかった。
鯖街道のいわば出発地である、福井県に売っていた浜焼き鯖。
大きく口を開けたそこに箸を尾っぽの先まで通して丸ごと焼く串焼き姿の鯖。
初めて食べさせてもらった福井県小浜の朽木屋。
住まいする地区の納税組合の旅行に立ち寄った土産処にあった売れ残り寸前の串焼き鯖。
1本が500円で売っていたから、お安いと思って2本買い。
旅行から戻ってきた自宅で食べる焼き鯖の美味いこと。
このときもまた脂がのっていた。
丸々肥えた焼き鯖味を堪能した記憶は、今でも舌が覚えている。
食べるという点においてのベスト3は、以上であるが、取り上げたい特上の一品がある。
奈良県の東部山間地の一部でしか見ることのない鯖がある。
なぜに海がない奈良県に鯖が・・。
流通ルートは鯖街道の延長線上にあると、ある学者が云ったらしい。
お会いしたこともないし、名も知らない学者の手がかりは持ち合わせていない。
だが、金沢市図書館に所蔵の日置謙編『加能郷土辞彙』に、「サシサバ(刺鯖)」記述があった。
「・・・宝暦の調書には、羽咋郡西海刺鯖、風戸・風無・千浦・赤崎・前濱・村から御用に付き指上げるとある。刺鯖(サシサバ)の製法は、背割りにして内臓を去り、3、4時間水に浸して血液を去り、水滴を除き、鯖生目30貫目を■13貫目にて、約1週間漬け、清■の溶液で洗浄し、同大のもの2尾宛を重ね刺し、ハサに掛けて乾かすこと1週間にして、■柱の結晶するを期とし、魚簗の上に■筵の荒く厚きものを敷き、その面に鯖を格子状に積むこと高さ六尺に及び、周囲を筵及び菰で密閉し、十日許を経て脂肪の浮き出で橙黄色を呈した時全く功程を終る」。
興味深い宝暦時代のサシサバの作り方であるが、食べ方、味については言及されていない。
ただ、このサシサバが奈良県の東部山間地に伝わったという証言もない。
私の調査では、その流通源は、和歌山新宮であった。
ここでは詳しいことは書かないが、食べた味はとてもしぉっからかったことだけは伝えておきたい“サシサバ(※刺し鯖/挿し鯖など)”は、『サバが好き!旨すぎる国民的青魚のすべて』に執筆したコラム文にサシサバ写真を添えているので、参考にしていただきたい。
“サバ”はどうもネタまで拡がりをみせてくれる大衆魚であるが、生サバの危険性はアニサキスの一点張り。
生サバの刺身はむちゃ旨いが・・・。
さて、次のお店はどこのお店なのかわからんが、690円で食べられるロースカツ定食が気になった。
各種定食いろいろ有りぃーの、に、牛すじ土手焼きの文字も気になる。
次の店はカレー屋さん。
昨今、大阪はスパイスカレーが大流行り。
食べたければ狙いを定めて出かけたいものだが・・。
930円の三田流カレーつけ麺に惹かれたお店は、つけ麺専門店の三田製麵所なんばCITY。
つけ麺、ざる麺が好物になった今にカレーつけ麺があったとは・・。
スパイシーカレーと合体したコシの強いつけ麺は是非とも味わいたいものだが、トッピング付け足すたびに価格が上昇するのが難点。
うーん。
おっと、ここで行列に遭遇する。
ここが本日狙いの天ぷら大吉だと思い込み。
行列に並んだところでハタと気づいた次第。
お店は、「いいもん うまいもん 大阪産」の幟に「楯野川」。
さて、ここは・・居酒屋。
お昼も提供するダイニングステージ佐海屋。
ようやくたどりついた「なめここじるし」コーナー始めある佐海屋が提供するランチ目的の行列だった。
「なめここじるし」の端っこがわかれば、あとは建物外壁に沿って歩けば、目的地に自然と着くであろう。
こういうなんでもありーのを知らせる立て看板が紹介する食事を摂りたいものだ。
お店は、とりとうどんと元気な酒が謳い文句のはっぷう(八風)なんば米印店は、カレー居酒屋さん。
食べたくなるメニューに目がキョロキョロ動く。
あぁー、とり天に豚バラ肉盛りのなんばカレーうどんを喰ってみたい。
美味そうなカレーうどんを横目で見ながら歩く次の店は、ホルモンが専門と思われるスタンドホルモンのアソビーフ。
夜のコース行きの立ち飲み屋利用だな。
その左隣のお店が主たる目的の天ぷら大吉難波店。
心斎橋筋から歩きだしてやっとこさのことで着いた。
その行程時間はなんと40分だった。
美味しい食事を済ませたらUターン。
天ぷら大吉の定食を味わう目的以外に何もない。
帰りの行程もまた難波パークス・なんばCITY。
食事処はもういいが、現況を見たくなったカメラのキタムラなんばCITY。
こんな雰囲気だったのかなぁ、とまるで浦島太郎のような心境に陥る。
当店舗に転勤された今は廃店になったカメラのキタムラ奈良南店の副店長のTさんが居たら、と思っていたが・・。
ざっと見渡して立ち去るカメラ店。
次もまた懐かしいロケット広場。
待ち合わせ場所としては絶好地だったが、実物ロケットは平成19年8月に撤去され跡形もない。
記憶が蘇る懐かしい映像を見せてくださるブログに感謝する。
帰りの足取りは重たい。
疲れが出たのか、また鉄分欠乏症になったのか・・。
住まいが住之江だったころは、南海本線。
地下鉄通路を歩いて地下鉄御堂筋線の乗り換え。
その地下鉄駅の反対側にある近鉄電車難波駅の駅構内にたくさんの食事処が並ぶ。
いやゆる駅ナカの商業施設「タイムズプレイス難波」内の飲食ゾーンの「ごちぶらなんば」のオープン。
昨年の7月に、店舗を順次開店にリニューアル。
歩いて立ち止まる度に拝見に、こんなお店があったんだ。
これは絶対に落としたらアカン絶品ものだと思った肉肉豚辛うどん・そば。
提供する店舗は、揚げたて天ぷら麺が美味しくて格安が評判の立ち食いそば・うどんの粋麺あみ乃や大阪難波店。
すきっ腹でないひる飯時間帯に一杯を食べたくなる。
次のお店は、寿司ランチを提供する立ち食い寿司魚がし日本一近鉄難波店。
300円のねぎとろこぼれが美味そう。
他にねぎとろこぼれアレンジものがあるが、必要性は感じない。
寿司専門なら無用のメニュー、と思うのは私だけだろうか。
ここまで来れば駅ナカの最も奥のコンコース入口。
そこにあった串カツ店。
へぇ、こんなところにあったんだと驚いた串カツ田中近鉄難波店。
テレビで度々取り上げられる評判の串カツ店。
おっさん酔客から家族で楽しめるように転換した串カツ田中の経営戦略が素晴らしいが、悲しいかな近畿圏内に奈良県はゼロ店舗(令和2年6月現況)。
なぜに空白の県なんだろうか。
そこが悔しい串カツ田中。
ひとつ検討のほどよろしくお願いしたい。
ところが、だ。
店内に灯りがない。
なんとなくおかしな雰囲気。
利用する間もなく、閉店していたとわかってガックシ。
それにしても開店間もないうちの閉店。
なにがあったんだろうか。
レビューにあるご意見は不満が多く目立つ。
さらに調べた結果、令和2年5月22日に閉店お詫びのお知らせ。
新型コロナウイルスの影響が大きかったように思える。
〆に紹介する食事処は、写真を撮らなかったなにわ麺次郎。
買い出し、ではなく貝出汁の味、香りが凄いらしい。
(R2. 2.12 SB805SH撮影)