今年もご近所の白木蓮が咲き始めました。
今朝の新聞のコラムに「自転車で社に向う途中、白木蓮が咲いているのに気付いた・・・」という文章があったのを読んで、ご近所の立派な白木蓮のことを思い出しました。SV家の猫たちにご飯をあげて、食べている間にそのお宅まで足を伸ばすと、咲いていました!柔らかい白い花がふんわりと。まだ4分咲き位だけれど、汚れのない白さが胸に沁みました。そして、去年は母とデイサービスのお迎えを待ちながら見たな~、と懐かしく切なく思い出しました。
さて、震災・その後の報告です。
次女:
「昨日は電車の運休が多数出て、我が家の通勤族は影響をまともに受けました。YK子は、南武線が運休したのでモノレールを使って私鉄に乗り換える予定でしたが、モノレール乗車駅は長蛇の列で断念。同僚と電話で連絡をとり4人でタクシーに乗ったけど渋滞に巻き込まれ、途中で下車。そこから1時間歩いて会社に着いたそうです。
KY子は国立まで自転車で行ったけど、やはり入場制限で長蛇の列。バスで府中まで行き京王線に乗ろうとしたら、9時前だというのに既に運休に。仕方なくバスで武蔵小金井まで行き、やっと中央線に乗れてお茶の水で下車。そこから会社まで歩いて行ったとのこと。帰路も乗り換え駅で大混雑だったようです。
夫はバスで国立まで行き、中央線で吉祥寺へ。京王線で動いているエリアを使い職場に行ったそうです。いずれも大混雑で大変だったようです。今朝は本数が少ないなりに使用する電車は動いているのでホッとしています。でもいつもより早く出勤するので、私も早起きして朝食作るため(せめて朝きちんと栄養採らせてあげたいので)眠いです。出勤している人、まして被災地の人を考えるとそんな事いうのは贅沢かもしれませんが、、。」
長女:
「通勤難民の人達のニュースを一日中TVで見ています。K子は地震当日は4時過ぎに会社をでて、たまたま来たバスに乗れたので日本橋三越まで行き、その後は自宅まで5センチのヒ-ルの靴で歩いて帰ったそうです。家に着いたのは9時少し過ぎ。大勢の人が歩いて帰っていたそうですが・・「疲れた~」と言ってました。Jは飲み会の予定をこなしス-パ-で買い出しをし、大井町線が開通したので大井町まで30分程歩き電車で帰宅したそうです。昨日、今日は二人共どうしたのでしょうね。」
四女:
「地震の直接的被害に加えて今回は桁外れのの津波災害、原発事故と立て続けに起こり、未だ現在進行中。厳しい現実を報じるニュースを、なす術も無く一人で見続けるのはとても精神的にきついです。救いはネコ達の食欲がやっと戻り、余震への反応からの立ち直りが早くなったことくらいでしょうか。
今日は日差しが無く冷えているので、家の中で厚手のダウンのベストを着て、ラジオを聞きながら節電に努めています。」
先ほど長女と電話で話したのですが、「(四女の言うように)なす術も無く家で津波や原発事故の映像を繰り返し見続けているのは本当に辛い、落ち込んでおかしくなりそう」と意見が一致。私も夕べは寝ていて心臓が異様にドキドキして、苦しくて目が覚めました。長女とは「交通の状態が落ち着いたら、一度皆で集まっておしゃべりしましょう」という話になりました。
被災地で頑張って耐えている方たち、大変な思いで通勤する人たちの苦労を思えば贅沢、、と分かってはいますが、家で手を拱いている私たちにとっても、中々ハードな日々が続きます。(三女)