ストローバレイ家の介護奮闘記

90→→92歳の母を支える4姉妹の泣き笑い奮闘記・・とその後

映画「ピンク・スバル」

2011-03-01 21:20:47 | 日常
               
          「盗まれた希望のスバル(星)を取り戻せー。」

昨日は雪の中「ピンク・スバル」という映画の試写会@渋谷に行って来ました。

「イスラエルとパレスチナ境界に実在する“車泥棒の街”を舞台に、新人・小川和也監督が挑戦した多国籍ヒューマン・ドラマ。」
「妹の結婚式を控えたある日、納車したばかりのスバルが盗まれた-希望の星を取り戻せ!! ズベイルは、数年前に妻に先立たれ、妹の愛車と二人の子供と実直な暮らしをしてきたアラブ人。そんな中年男のささやかな願いは、愛する妹の幸せな結婚と、20年間コツコツと貯めたお金で憧れのメタリック・ブラックのスバルを買うことだった。・・・」
(チラシより)

予告フィルムは以下で見られます。
http://www.pinksubaru.jp/pinksubaru/Pink_SUBARU.html

イスラエルとパレスチナの境界といえば、紛争地域という暗いイメージしか普段持っていませんが、この映画はこの地域に暮らす人々の明るさやバイタリティを上手に描き出しています。また、異国の地そのものの舞台の中におかしな日本人が二人登場することで、この世界でも現在の私たちと同時進行で人々がリアルに暮らしているということを感じさせてくれます。

終盤にスバルを盗んだ犯人が分かるのですが、その犯人への主人公の対応が、アラブ社会らしさ(良さ)を印象づけていて、とにもかくにも、ハッピーエンドなので良い後味が残ります。

この映画は、2月24日から27日まで開催されていた「「第21回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011」で、審査員特別賞とシネガーアワードをダブル受賞したということで、受賞直後の試写会でした。これから一般公開されるのかな?ちょっと変わった、一見の価値がある映画だと思います。(三女)
コメント (2)
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