
東日本大震災→原発事故から1年8ヶ月の今日、金曜日の官邸前デモを主催しているグループの呼びかけで国会・霞ヶ関周辺で大規模な抗議行動があり、私も参加してきました。
当初日比谷公園に集合してそこから国会界隈に向けてデモをする予定だったのが、東京都が突然公園の使用を認めない方針を打ち出したため、日比谷公園集合を断念。国会周辺にいくつか集会エリアを設けて、各自が好きなところに集るという方式に変わりました。
それって何か納得いかない、とりあえず様子を見てみようと、3時前に日比谷公園に行ってみると、なるほど、日比谷公会堂は使用中。公園も国産豚肉フェスティバルだか何だかを開催中で大勢の人が詰め掛けています。これでは大規模デモのために集るのは、ちょっと難しかったかもしれません。
それでも出発地点に予定されていた霞門に行ってみると、50~60人の人が集っていて、丁度国会周辺の会場に向かって出発したところでした。私も合流させてもらいましたが、いつもと同様、子供連れや主婦仲間、おじさん仲間といった人達の和気藹々としたムードで、警官の規制などもありませんでした。
経産省前のテント広場で皆さんと分かれ、しばし「かんしょ踊り」を見物。その後官邸前エリアに行ってみましたがすごい混雑なので早々に引き上げて、国会前のファミリー・ブロックに移動。石垣に腰掛けて、隣の方とおしゃべりしながら、集ってくる人達をウォッチング。隣の方(写真)はもうすぐ80歳のキリスト者ということでしたが、とてもお元気で穏やかな笑顔が素敵でした。
4時過ぎから雨が降り始めましたが、参加者は次から次へと切れ目無く、次第に歩道がいっぱいになってきました。周辺にはロック調の音楽が流れ、近くで日蓮宗のお坊さん達が叩く太鼓の音が響き、少し離れたところからスピーチが聞こえてきて、何とも賑やかです。
5時になって、いよいよこれから佳境に入る感じでしたが、暗さも増し、雨も本降りになってきたので、私は失礼させてもらって、国会周辺の様子を眺めながら、霞ヶ関経由で家に帰ってきました。
今日は何人位集ったのかな。国会周辺を歩いた限り、以前と比べて参加者が減っている感じが全くありません。事態は少しも良くなっていないのだから、当たり前といえば当たり前ですよね。(三女)
