我が家の松本弁 「へーる」

 

「へーる」は「入る」の意。

 

例文

「ふろ　に　へーる」＝「お風呂に入る」

「きょうしつ　に　へーる」＝「教室に入る」

「わりー　うわさ　が　みみ　に　へーる」＝「悪いうわさが耳に入る」

「あの　きっさてん　に　へーる　じゃん」＝「あの喫茶店に入りましょう」

「たんぼ　に　みず　が　へーり　はじめた」＝「田圃に水が入り始めた」

「めずらしい　もん　が　て　に　へーった」＝「珍しい物が手に入った」

「もう　あき　の　ひがん　にゃー　へーった　だかい　ね」＝「もう秋の彼岸には入ったのですかね」

「この　ちゃわん　ひび　が　へーってる　で　すてる　じ」＝「この茶碗はひびが入っていますから捨てますよ」 

「たからくじ　が　あたって　たいきん　が　て　に　へーる」＝「宝くじが当たって大金が手に入る」

「つゆ　に　へーった　に　ちっとも　あめ　が　ふら　ねー」＝「梅雨に入ったのにぜんぜん雨が降らない」

「くがつ　に　へーって　だいぶ　きおん　が　さがって　きた」＝「9月に入って大分気温が下がってきた」

「のみ　に　ゆく　けんど　さいふ　に　おかね　は　へーってる　かい」＝「飲みに行くけれど財布にお金は入っていますか」

「ばか　な　こん　いっちまった。　あー　はずかしー。　あな　が　あったら　へーり　てー　よ」＝「馬鹿な事を言ってしまった。　あー恥ずかしい。　穴があったら入りたいよ」

「あいつぁー　こんまえ　の　まらそんたいかい　で　さんい　に　へーったって　じ。　たいした　もん　じゃー　ねー　かい」＝「あいつはこの前のマラソン大会で3位に入ったそうだよ。　大したものではないですか」

 

 

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