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画像:公式HPより
2017.03.07
約十年ぶりぐらいに、 大山崎山荘美術館 を訪れ、
開催中の企画展を見てきました。
開館20周年記念
ロベール・クートラス
僕は小さな黄金の手を探す
2016年12月17日(土)-2017年3月12日(日)
企画展概要・主な作品:
http://www.asahibeer-oyamazaki.com/tokubetu/31888/
見逃さないでよかった。
誘ってくれた美術館ボランティア研修の同期、
京都造形のOG同士でもあるOさんに感謝です。
私は、有元利夫という画家が大好きなのですが、
作品は共通するものがありました。
支持体にボール紙を選んだ「カルト」の一連は
ちょうど携帯のようなサイズでその小さな中に
構図・色・形・陰影・精神性・画面の表面の面白さ
・・・絵にとって必要な要素が凝縮しています。
密度のある塗り重ねの重厚さとそれによって
深みをました色、シンプルな構図や形の面白味もかえって
まるでイコンのように精神的な深みに感じます。
□ □ □
展覧会だけでなく、ここは加賀正太郎の別荘だった
英国風の山荘 と 建築家・安藤忠雄 による
「地中の宝石箱」と称される 地中階の円形のギャラリー
それを囲む緑など、美術館施設自体見どころが
多いところです。
今回は、Oさんの水先案内で今まで
足を踏み入れることのなかった 庭園 にまで降りて、
ゆっくり散策をしました。
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20周年限定制作の小冊子『 大山崎山荘の 10 のみどころ 』
には、魅力的な建物細部が詳細に記されています。
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