3/3は過ぎましたが、
滋賀県では「びわ湖のひな巡り」という企画が、
まだ続いています。
今年、念願かなって
近江八幡 節句人形めぐり(~3/26)と
昔と今、街を巡る、時を巡る日野雛祭紀行(~3/12)
に出かけてきました。
まずは、近江八幡、
これは食事をした たねや日牟禮茶屋 の内裏雛とお道具。
お内裏様は関根節子さんという現代作家さんの作で、
周りのお道具は江戸末期~明治にかけて活躍した
山川永徳斎という人形作家の作だそうです。
・・・が、とても品格のあるお雛様で
立派な古いお道具とも、
よくなじんで飾られていました。
次がメイン会場の一つ重要文化財西川家住宅。
こちらは、残念ながら
門内、 全撮影禁止 。
がっかりしましたが、
厳しい制限はここでだけで
あとは一部表示のある処
以外、撮影可でした。
道沿いのディスプレー。天秤棒と籠にわらじ。
近江八幡のメイン会場は、旧西川家住宅のとなりが
郷土資料館・歴史民俗資料館 、その向かいが
旧伴家住宅とつながっているので楽です。
郷土資料館・歴史民俗資料館 は、
裏手からそのまま観ることが出来ます。
郷土資料館は、近江に多いヴォーリス建築。
入口付近のお内裏雛は、そんなに古いものではないのですが
刺繍などを見ると、やはり今のものにはない良さが。
ややブログにして雛巡りらしい、華やかさに欠けると
心配になってきたところに最後の 旧伴家住宅 。
ここは一階・二階大きな広間いっぱいに豪華な段飾りが
沢山飾られて圧倒されました。
その中で、奥の中央に飾られていた特に
見ごたえのあったお雛様。内裏雛段飾りも見事でした。
さて、近江八幡の次は日野に向かいましたが、
すでに沢山のひな人形・飾りを拝見。
それにしても、お人形の持つ独特の雰囲気って。。。
わが子の為に大枚をはたいた親、
それに答えて心血を注いで作った匠・・・
当時の近江八幡の興隆などを感じつつ
ややめまいを感じる思いで車に戻りました。
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