![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5f/15/ed68b01d54bf3e6607fb780902983179.jpg)
早朝の上高地で、朝やけの焼岳が出迎えてくれた。
この夏、私のメインイベントは、
なんといっても 8/23 に登った焼岳2,444m。
台風の余波により、天気予報は望ましい状態ではなかったけれど、
ガラガラの夜行バスで、早朝上高地について梓川べりを小梨平に
向かった時、まだ薄暗い中でオレンジ色に輝いている焼岳を見て
何となく「登頂できるかもしれない。」・・・と思った。
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40年近く前、初めて見て感動した河童橋と上高地の景色が今目の前に。
小梨平で重いサックを置いて、梓川を渡ってUターン。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/73/94/a96f349d8ae77b0850b4b0bb1ee9efd4.jpg)
梓川の美しい水が、空の色を移すのを見ながら
さっそく登山口に向かいます。
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周囲の緑の中で白っぽく目立つ山頂をのぞかせる 焼岳。
午後から天気は崩れる予報が信じられない空だけど、
出発が遅れていたので気が焦る。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/06/98/3bb8a7ab71a6f905a539d1f3160ac923.jpg)
登山口からは、林の中をずいぶん歩く。
けれど・・・
林を抜けてみれば、・・・まだ遥か遠くにある 焼岳。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0d/09/88b8035db3666e763d2a8baeedffc5f6.jpg)
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上高地側からの焼岳登山コースで、核心部。
一番難所の高度感のある鉄梯子も、
事前に感じていた不安感よりも
なんとかここまで来たか・・・といううれしさのほうが大きい。
ここを目の前にして、コワかったら引き返そうという
気持ちは霧散霧消。
この辺から、あとから登ってくる登山者に
次々に追い抜かれる。
スタート時の遅れに加えて、遅めの予定時間より
じわじわと遅れる。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2a/82/8a5a6f99b1a9348381a02bceac40d3d0.jpg)
焼け岳小屋・新中尾峠を通りさらに進む。
岩場に来ると、噴出口から火山ガスの強い硫黄の匂いが。
ここまできたら、やはり山頂まで行きたい。
歩きづらいガレ場を登りながら空腹に気付く。
いよいよ山頂に近付いたと思うと、左に回り込み
さらに登る道が・・・とおい。
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それだけに、不意に見えたうれしい山頂!!
そっけない山頂標だけれど、感激!!
梓川沿いに上高地を一望。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/58/c2/e62f752a58f761d75a4bf31af2bcb00c.jpg)
歩きながら「火口湖を見るんだ!!」と自分に言い続けていた
エメラルド色の火口湖も噴煙の陰から姿を現してくれた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/53/a5/09aa98f1d040141c55a4ad7a58575020.jpg)
歩いてきた道と、北アルプスの山並みの奥に
ツンととがった槍ヶ岳も確認。
正午は、かなり前にすぎていて、青空に雨雲が広がり始めている。
早く降りようと思いながらも、たった一人山頂で一時間以上も
過ごしてしまった。
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名残惜しいけど、長い帰り道。下山を始める。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/00/f9e689920a7d3affd826c680b0ef3920.jpg)
案の定、歩いている途中で薄暗くなり小梨平に着く前に
ポツポツ降りだしていました。
午後から雨の予想が・・・よくもってくれました。
達成感と満足感でアドレナリンが上がって・・・
この時、あまり感じていなかったのですが・・・
この夜激しい風雨。
夜の予報は、悪化していて朝までコワい思いをしました。
画像73枚、その他詳細・・・YAMAP⇓
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