昨年トルド・グフタフセンのグループの一員としてピットインで見たベースのマッツ・アイレットセンが自分のグループ“SkyDive"で再びピットインでライブをおこなった。
メンバーはギターのトーマス・ダール、テナー・サックスのフレドリック・ルンディン、ドラムスがオラヴィ・ロウヒボリ、それにピアノの注目アレクシー・トウマリアのクインテット、チケット2枚とっていたけれど、オクサンがいけなくなったので一人ででかけました。一枚だれかが買ってくれればと若干期待です。
まずピットインに行ったけれど誰もいないので、近くで一寸一杯、ダイエットでは禁断のしかしここでこれを食べないわけにはいかない餃子を食べてしまいました。
それともう一品が豚肉に黒こしょうをまぶして焼いたもの、結構いけましたが、一人だとちょっと飽きる。
それで早めにピットインにもどってチャレンジしましたが、ほとんどの人が予約しているみたいで、あきらめました。
チケットは処分出来なかったけれど、7:45にピットインで一番好きな席に座っている。現在60%ぐらいの埋まり具合、こんなものかな。
オープン・アクトとして太田恵資のバイオリンと今堀 恒雄ギターの演奏があるはずで、初めて聞くひとたちだけれど怪しい色のバイオリンがおいてあります。
もっと怪しいこんなものも置いてあります。
マッツのベースは昨年きたときに壊れてしまいましたが、直しておなじものなのでしょうか。
トルドの時は右の奥にいたけれど、今回はピアノとドラムスの間という立ち位置です。
8時7分ぐらいに日本の人が二人登場、エフェクターをかけたエコー音のバイオリンとギターはラピダルみたいな出だしで結構好き。バイオリンのフレージングが時々マヌーシュがはいってなかなか良い。バイオリン5弦あります。ビオラ音域をカバーしているのでしょうか、あの怪しいものをつかって宇宙との交信をしているのか、ガハハハそのあとオジサンは中近東の人となって歌いました。1曲30分以上はちょっと長すぎた。
マッツが加わってもう一曲、マッツが微妙に音程変化を付けて、バイオリンとの2弦のおもしろさ、いやギターもいつから3弦だった。演奏はマッツが入ってしまります。テナーが入ってきて結構真摯なインタープレー、マッツがとてもおもしろがって演奏しています。この曲で50分ということは、スカイダイブとしては長めのワン・ステージなのかな。
ドラマー君がシンバルを持って参上しセットすると控え室でオニギリをたべているからこれから普通の2ndだろうな。それでもいいか。と思うと9時15分にははじまって、休憩は10分ぐらいでした。
2nd
メンバー紹介、アルバムでとても気に入ったピアニスト、かわいい、この金髪ご婦人はかき乱したくナルのでないだろうか、マッツの頭はいやだけれどなどとまづは緊張をほぐすことを考えて、1曲目テナーがしっかりとテーマを吹くとはじまりで、アンサンブルを重視した演奏、徐々にひーとアップしていって、もちろんライブだけらアルバムよりか温度がたかい。マッツはバックで実に良い音でフレーズを入れていて、それを追っかけるのが気持ち良い。
期待のピアノくんも凄いテクを見せてくれます。ギターはジョンスコ風、テナーもクリポタ、ジョシアとみた後なのに平均点以上で良い、ほえてくれます。
2曲目アルコのソロから一寸温度を下げて北欧風アンサンブル、この曲はトーレが合うかもしれません。でもこのサックスも良い、いろいろテクを使ってバラッドのこの曲を高い音域で入ったり面白い。
ピアノ君のソロが力強い、この人手がでかい。で最後はまたヒートアップしてロックになってカッコ良い。
しかしベースソロはしません。でも弾いているピッチカート音がソロプレーヤーのメロディと対比してソロみたいに聞こえてくるから凄い。
3曲目、ギターソロからベースが入ってベースソロ、ピアノとサックスがはいって、これがCDの一曲目だったかな。
4曲目、ボーイングの細かいリズムながらメロディはゆっくりと形作っていく曲調、ピアノ君のソロは地味に見えるけれど凄い。キラキラとした部分とハーモニーがとても良くマッチする。
5曲目引き続いてピアノソロで始める、ピットインのこの席ピアノが良く見える席だけれど、この人本当に上手そうな手をしている。肉のつきかたなんかキースよりか良い感じ。
6曲目ピアノのリズムからテナーがアーシーなフレーズそこがかっこいい。
これで2nd終了
アンコールはノルウエーのトタディションベースとギターの落ち着いたリズムにテナーが美しいメロディをのせてきて、落ち着いた北欧の世界。
フィヨルドの土地から風が吹いてきて、ここピットインから秋が始まった。