
アントニオ・サンチェスを買った後に棚をながめていたら、こんなアルバムがありました。
リーダーは知らない人だけれど、ドラムスとベースはこのコンビでジョー・ロックがはいっている。
チラッとジャケをながめれば平和そうな感じ、ジョーロックが入ってカントリー・ロック風に演てくれないかななどと思いながら、今月は余裕があるので買ってみました。
予想はかなり裏切られて、結構激しいハードフュージョンでしょうか。
リーダーはインドネシアで有名な「GIGI」というロック・グループのギタリストで凄い動員数だそうです。

ですからロック、それでもサンチェスはどこに行ってもしっかり叩きます。まさにサンチェス、ジョーロックもロックしていて(笑)これがとても良いアクセントです。
ですから悪いということはありませんが、想像というか期待と違ったということ。
もっとよくジャケとタイトルをみればよかった。ジャケの花みたいに見えるのは手で印を結んでいるのですね。だからサンスクリッドというか4曲目、インドネシア語でしょうかお経みたいな声が流れるのは、これカントリーとはかなり別な世界。これはちょっときついかもしれません。
それ以外は結構のびのびと楽しんでいて、たぶんギタリストに集められた編成だと思うけれどしっかり演奏しているところが、素晴らしいと変なところに感心しています。
HASTA KARMA / DEWA BUDJANA
DEWA BUDJANA guitar
JOE LOCKE vibraphone
BEN WILLIAMS upright bass
ANTONIO SANCHEZ drums
special guest INDRA LESMANA piano, melodica
1.Saniscara
2.Desember
3.Jayaprana
4.Ruang Dialisis
5.Just Kidung
6. Payogan Rain