JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

アーヘン大聖堂

2017-02-16 17:25:17 | チェロ無難


ハイレゾの音を仕入れられるようになって、どんどんは買えないけれどこれは欲しいというのは選らぶことにした。
最初にマイルス(オクサン様にデヴィット・ギャレットが実は1番)のカインド・オブ・ブルーでイン・ア・サイレントとビッチェスが欲しくなってこれも仕入れた。
クラシックの方もとえらんでいたら、これは良いかもというのがあった。

ドイツ西部のアーヘンにありユネスコ世界文化遺産”に登録されているアーヘン大聖堂にあるオルガンの前でチェロとオルガンが演奏したアルバムです。

ここのところパイプ・オルガンづいていますがそれとチェロ、これは買わずにいられません。
1曲目ゆったりとチェロがメロディをひくと、答える様にパイプオルガンが響いて、とても神聖な気持ちです。
2曲目も同じように流麗なチェロと落ち着いたオルガンのハーモニーです。

メインのオルガンは八角形の礼拝堂の正面、2階に位置し、さらに左右の側面部に2台、合計3基のオルガンが配置されています。




3曲目はオルガンの演奏。4曲目はヴィヴァルディのチェロ・ソナタ、このメロディは知っていて、バックのオルガンが室内楽的な響きです。
5曲目はバッハのプレリュードでどうするかと思ったらここではチェロなしのオルガン演奏。



9曲目はコラールのようなシンプルなチェロのメロディにオルガンが寄り添います。



10曲目ぐらいから一寸近代に近づいてきますが、曲名は祈りが続いていかにも大聖堂にいるという雰囲気です。

今回の録音では、チェロは右のオルガンの前に位置しています。普段、礼拝堂に向かい1階のフロアに座った聴衆は2階層のバルコニーからの音楽を階下で聴く事になります。ゴシック建築の聖堂から反射されるエコーと八角形の礼拝堂内で響く音が混合して、アーヘン・ドームは独特の音響を醸し出します。



最後でまたオルガンだけなのが、印象としてオルガンを強くするので残念ですが、それを差し引いて聴くようにするとチェロ好きにはたまらないアルバムだと思います。


【録音】
2000年7月19日 アーヘン大聖堂(ドイツ)

【音声仕様】
5.1ch :24bit/48kHz 5.0chからのアップコンバート 
2ch:ワンポイント録音 24bit/48kHz からのアップコンバート

チェロとオルガンのための2つの小品作品92
(1)ポコ・レント ヘ長調(テオドア・キルヒナー)
(2)ラルゲット・カンタービレ イ長調(テオドア・キルヒナー)
(3)バッハの名による6つのフーガ作品60よりラングサム変ロ長調(シューマン)
(4)~(7)チェロ・ソナタ第3番イ短調RV.43(ヴィヴァルディ)
(8)小プレリュード ハ長調BWV.553(J.S.バッハ)
(9)礼拝ヘ長調作品114(メルケル)
(10)チェロ・ソナタ第2番ト短調作品117よりアンダンテ(フォーレ)
(11)祈り作品158(サン=サーンス)
(12)祈り(アルベルト・ネポムセーノ)
(13)前奏曲ニ長調(フランツ・シュミット)
コメント
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