JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

看板を掲げる THE EPIC / KAMASI WASHINGTON

2017-02-22 22:42:40 | 聞いてますCDいいと思う


最近、通勤の途中に聴くアルバムをえらんでみると、新たに買ったアルバムじゃないヴィバルディのチェロ・ソナタなんかを選ぶことが多くなった。blogの記事内容もジャズのアルバムを題材にしたものが減っているような気がする。

「ジャズ最中」なんて名をつけて「考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。」なんていうのが一寸怪しくなってきた。
看板に偽りありになりつつある、これはいかん、軌道修正せねばということで、ジャズの色が濃いというか、なんかこんなのも聴くぜというのを買ってきた。
(いくつかjazzは聞いています)

去年、この怪しいジャケがきになったけれど、結構お高くて知っている人もいないのでスルーしていたアルバム。だけど試聴すればなかなか棚とおもっていたので、この機会に買ってみた。
演奏者についてもまるでしらないけれど、なかなか達者ぞろいの総勢60名でつくる、CD3枚170分の色濃い世界です。
先ずCD1の出だしでおどろくかも、昔はモーダルなんていったネバッとしたリズムに絡み付くようなピアノ、、今スピリチャルに分類されるらしい。もちろん昔のモーダルな世界を知っている人たちがつくっているのだけれど、そこにモダンな軽やかさを加味していてなかなか面白いサウンドで良い。
CD2の1曲目のトランペットなんかもウディ・ショウなんかを思いうかべる。4曲目になると、ウエザー・サウンドになって、イン・ア・サイレント・ウェーみたいで、こういうのはジャズ小僧がいるようで笑ってあげるのが良い。
6曲目では久しぶりにモーダルで絡み付くピアノ・ソロがでてきてこれもうれし笑になりま
三枚目のアルバムはなんだかよくあるサウンドで、この部分はいらないかもしれないけれど、アルバムとしては良しでしょう。

こうやって聴いてくるとカマシ・ワシントンさん、このアルバムで凄い看板掲げちゃったようですね。JAZZ最中なんて看板はどう変わっても何ともないだろうけれど、このサウンド看板どのように見せていくのか、こっちは責任重大でしょうね。

THE EPIC / KAMASI WASHINGTON

・Kamasi Washington- Tenor Saxophone
・Ryan Porter- Trombone
・Igmar Thomas- Trumpet
・Cameron Graves- Piano
・Brandon Coleman- Keyboards
・Miles Mosley- Acoustic Bass

・Stephen Bruner- Electric Bass
・Tony Austin- Drums
・Ronald Bruner- Drums
・Leon Mobley- Percussion

Disc 1
1. Change of the Guard
2. Askim
3. Isabelle
4. Final Thought
5. The Next Step
6. The Rhythm Changes
Disc 2
1. Miss Understanding
2. Leroy and Lanisha
3. Re Run
4. Seven Prayers
5. Henrietta Our Hero
6. The Magnificent 7
Disc 3
1. Re Run Home
2. Cherokee
3. Clair de Lune
4. Malcolm's Theme
5. The Message
コメント (1)
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