中学校を卒業した同期が社会人になったころから、年に一度集まるようになってもう何十年になる。
数人ぶりに参加したけれど、集まった人間はボケとは程遠い人ばかりで凄いとおもう。もちろん大病から生還した人なんかもいるし、表には出さないけれどこちらは少しボケている。
そんな会のあとに本屋さんに平積みされたこの本が買いたくなった。
若い時と同じような行動をしようとしても無理なのに、そこを修正しないで失敗することがある。
いい加減にして、生活のしかたを替えなければと思い出しているので読んでみる気になりました。
著者はTVにも登場している名医だそうで、平成26年に「死ぬならボケずにガンがいい」として刊行さらたものの文庫化だそうです。
内容は大まかに二つ
【健康で長生きのためにと質問さらたら、僕が答えている20カ条】と【呆けないためにと質問さらたら、僕が答えている7カ条】です。
それぞれの条項について書いてしまうと営業妨害なので書きませんが、とてもシンプルでうなずける内容です。本屋さんで立ち読みしてみてください。
その中で気に入ったところ2か所
まず言いたいのは、医療は「運と縁」だということです。健康も「運と縁」なのです。
余計な心配をしないで「自分は運がいい」と思っている人のほうが長生きしているそうです。
もう一つ
僕たちはいずれ死ぬのです。死を恐れるのは若いときだけにしませんか。死を見据えた人生設計こそ大切で、それこそ生きる力になると思えるのです。
もうそろそろ、そういう年になりました。