チェロを弾くようになって3年目に入っているけれど、昨年発表会で始めてソロを人前で弾いた。
その時は手が震えてひどい演奏になってしまったのだけれど、2回目の演奏まで1ヶ月を切ってしまった。っていうかあと2週間ちょい。
ロストロポーヴィチの存在で震えるのは良いけれど、こっちの震えは何とか解決しなくてはと準備しています。
去年6月の発表会は上がりたくないから、なるたけ状況に飲まれないようにしたけれど、結局飲まれてしまったのでした。
さーてそこら辺をどうやって克服するか、舞台に上がるのは同じ自分なのだから、何かしなければ同じになってしまう。
ジュリアード音楽院やバークリー、英国王立音楽大学でも取り入れられている心身教育メソッドで「アレクサンダーテクニック」というのがあるそうで、それを今から身に着けるわけにはいかないけれど、ネットにはしれを丁寧に説明してくれるものがあるのでそれを頼りにして本番にむけて少なくとも準備していくことにしました。
ご関心ある方は「演奏会、上がり対策」で検索すれば「上がりは味方、自分の全てを出す方法 body chancs music」とか「本番の恐怖と緊張を乗り越える8の方法 バジル・クリッツァーさんのblog」などがあってとても参考になりました。文中説明の部分は拝借しています。
ようは緊張を無視するのではなくて、緊張する仕組みを理解して、正しい切り替えと、それを可能にする準備をしましょうということでしょう。
当日の舞台をおりるまで、どうしていくかを順番に決めておこうと思います。考えていたら結構長くなってしまったので2回にわけて書いておきましょう。って書いておいて結局ダメだったなんてなったらどうしよう。(その考え方がいけないそうです。)
前回の発表会はチェロを初めて1年経っていない累積練習時間が800時間を超えたあたり。それから1年半後の2回目だから1500時間にちかくなっている、そこがそもそも変わたことを脳が納得してくれるでしょうか。
さて、演奏する曲を紹介します。P・E・マルティーニが作曲した歌曲「愛の喜び」と言う曲で、プレスリーの「愛さずにいられない」の元歌です。
難易度でいけば中よりか易しいに近いと思いますので、決めた時には(先生と)弾けると思いましたが、なかなかまとまりません。
まず技術的な演奏のこと
1 技術的な問題は残さないようその部分の練習を多くする。
完全でなくてもレベルを納得できるまでにする。
2 本番のテンポで仕上がった曲を、今一度遅いテンポで演奏する。
自動化した一つ一つの動きを意識して、頭にいれる。脱力も意識しておく。
ひとつひとつのフレーズの弾き方、
ひとつひとつの音の出し方、
ひとつひとつのパッセージの通過の仕方
などを、「頭で分かっておくようにする」ことが非常に役立ちます。
3 曲にストーリーを作っておく。
音楽は、何らかの意味、メッセージ、ストーリーを「語る」ものです。
そういったものに「思いを馳せて」それぞれの音階や音を演奏する、それだけでもよいのです。
こうしてやりたいこと、やるべきことが明確になっていくと、本番で感じる緊張と恐怖を乗り越えられる 可能性は飛躍的に高まります。
ですから「愛の喜び」のストーリーはこうなりました。(曲に合わせて歌詞を選択)
愛は喜びなのです。一瞬の輝きなのです。
それは苦しくもあるかもしれない。
そんな愛の時間を持っていたのに、私を残してあの人は去ってしまった。
愛はよろこびなのです。
それは苦しくもあるのです。
この川の流れのように、いつまでも私は愛します。
今も川は流れ続けていて、同じように愛しているけれど
彼女だけは変わってしまった。
愛はよろこびなのです。
それは苦しくもあるのです。
4 次に精神的な決め事を済ましておく。
本番前に緊張しても、良い状態に切り替えるためのスイッチを作っておく。
両手の交差脱力ストレッチ、 呼吸
演奏前の手順はしっかりとイメージしておく。
ステージに入る時の顔、歩き方、楽器の置き方、椅子の高さ調整、譜面台の調整
お辞儀のしかた、楽器の構えかた、開始のうなづき方
演奏後のお辞儀、伴奏者のねぎらい、退場の方向、退場の仕方
だいぶ長くなってしまったので直前と現場についてはまた次に。
その時は手が震えてひどい演奏になってしまったのだけれど、2回目の演奏まで1ヶ月を切ってしまった。っていうかあと2週間ちょい。
ロストロポーヴィチの存在で震えるのは良いけれど、こっちの震えは何とか解決しなくてはと準備しています。
去年6月の発表会は上がりたくないから、なるたけ状況に飲まれないようにしたけれど、結局飲まれてしまったのでした。
さーてそこら辺をどうやって克服するか、舞台に上がるのは同じ自分なのだから、何かしなければ同じになってしまう。
ジュリアード音楽院やバークリー、英国王立音楽大学でも取り入れられている心身教育メソッドで「アレクサンダーテクニック」というのがあるそうで、それを今から身に着けるわけにはいかないけれど、ネットにはしれを丁寧に説明してくれるものがあるのでそれを頼りにして本番にむけて少なくとも準備していくことにしました。
ご関心ある方は「演奏会、上がり対策」で検索すれば「上がりは味方、自分の全てを出す方法 body chancs music」とか「本番の恐怖と緊張を乗り越える8の方法 バジル・クリッツァーさんのblog」などがあってとても参考になりました。文中説明の部分は拝借しています。
ようは緊張を無視するのではなくて、緊張する仕組みを理解して、正しい切り替えと、それを可能にする準備をしましょうということでしょう。
当日の舞台をおりるまで、どうしていくかを順番に決めておこうと思います。考えていたら結構長くなってしまったので2回にわけて書いておきましょう。って書いておいて結局ダメだったなんてなったらどうしよう。(その考え方がいけないそうです。)
前回の発表会はチェロを初めて1年経っていない累積練習時間が800時間を超えたあたり。それから1年半後の2回目だから1500時間にちかくなっている、そこがそもそも変わたことを脳が納得してくれるでしょうか。
さて、演奏する曲を紹介します。P・E・マルティーニが作曲した歌曲「愛の喜び」と言う曲で、プレスリーの「愛さずにいられない」の元歌です。
難易度でいけば中よりか易しいに近いと思いますので、決めた時には(先生と)弾けると思いましたが、なかなかまとまりません。
まず技術的な演奏のこと
1 技術的な問題は残さないようその部分の練習を多くする。
完全でなくてもレベルを納得できるまでにする。
2 本番のテンポで仕上がった曲を、今一度遅いテンポで演奏する。
自動化した一つ一つの動きを意識して、頭にいれる。脱力も意識しておく。
ひとつひとつのフレーズの弾き方、
ひとつひとつの音の出し方、
ひとつひとつのパッセージの通過の仕方
などを、「頭で分かっておくようにする」ことが非常に役立ちます。
3 曲にストーリーを作っておく。
音楽は、何らかの意味、メッセージ、ストーリーを「語る」ものです。
そういったものに「思いを馳せて」それぞれの音階や音を演奏する、それだけでもよいのです。
こうしてやりたいこと、やるべきことが明確になっていくと、本番で感じる緊張と恐怖を乗り越えられる 可能性は飛躍的に高まります。
ですから「愛の喜び」のストーリーはこうなりました。(曲に合わせて歌詞を選択)
愛は喜びなのです。一瞬の輝きなのです。
それは苦しくもあるかもしれない。
そんな愛の時間を持っていたのに、私を残してあの人は去ってしまった。
愛はよろこびなのです。
それは苦しくもあるのです。
この川の流れのように、いつまでも私は愛します。
今も川は流れ続けていて、同じように愛しているけれど
彼女だけは変わってしまった。
愛はよろこびなのです。
それは苦しくもあるのです。
4 次に精神的な決め事を済ましておく。
本番前に緊張しても、良い状態に切り替えるためのスイッチを作っておく。
両手の交差脱力ストレッチ、 呼吸
演奏前の手順はしっかりとイメージしておく。
ステージに入る時の顔、歩き方、楽器の置き方、椅子の高さ調整、譜面台の調整
お辞儀のしかた、楽器の構えかた、開始のうなづき方
演奏後のお辞儀、伴奏者のねぎらい、退場の方向、退場の仕方
だいぶ長くなってしまったので直前と現場についてはまた次に。