年末に思入れのある人のアルバムを選んで聴くことが増えているけれど、昨年はヘイデンゆかりのアルバムだった。振り返ればコルトレーンがここ十年で一番おおかったので、昨年暮れの最後のショップでトレーンの棚をみてみた。
そうしたら知らないジャケがある。
Chasing Traneというタイトルで「The John Coltrane Documentary」のサウンド・トラックだった。収録されているのは次の11曲。
01. A Love Supreme, Pt. I - Acknowledgement
02. Russian Lullaby
03. Trane's Slo Blues
04. Giant Steps
05. My Favorite Things, Part 1
06. My One And Only Love
07. Alabama
08. After The Rain
09. Moment's Notice
10. I Want To Talk About You [Live]
11. Chasin' The Trane
未収録の録音じゃないと想像すればあえて買うことはないかと棚の別の場所を見れば、そのドキュメンタリーも売っている。
動いているトレーンを久しぶりに観るのもいいかというので購入、こちらは年が明けてからゆっくりとお会いしました。
Chasing Trane: The John Coltrane Documentary
ソニー・ロリンス、マッコイ・タイナー、ベニー・ゴルソン、ジミー・ヒース、レジー・ワークマン、サンタナや息子のラヴィや娘さんはてはビル・クリントンまでコルトレーンの人柄や演奏、偉大さトレーンのゆかりの映像と共に語っている。
イヤ、語ってるのだろう、というのも字幕はないので、何をいっているのかほとんど解らない。ここがボケ老人の残念なところ。
負け惜しみを言うのであれば、語る人と片言の単語から、なんだか何を話しているか解るような気になる。コルトレーンの人生や演奏の変化なんかを知っていればそれなりに楽しめる。
このドキュメントの紹介サイトに行くと登場人物がすべて紹介されているけれど、ファラオが語ってないのが一寸残念ですね。