JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

舞踏会のような華やかさ Sfumato live in Marciac / Emile Parisien

2018-10-16 17:54:48 | 聞いてますCDおすすめ


Emile Parisienはデヴューしたときからファンになって、ほとんど(デヴュー前だろう1枚がない)もっていて、このアルバムも出たことは判っていたけどなかなか会うことができなかった。やっと出会ってほっとしたけれど、やはりこれは記事にしておきたい。
ライヴの模様をCDとDVDの2枚に収めていて、DVDの方が3曲多い。まずはCDできいて、DVDのほうおは一杯いただきながらゆっくりみたけれど、アンコールが入るのでDVDの方が楽しい。

バスクラとのユニゾンで始まって、まるでリヴェレーション・ミュージック・オーケストラのような濃厚な1曲目。
次はエレキが空間の広いロック調そろで、又別世界、そのあとポルタルらしいソロにキューンも年を感じさせない。
ここでぺリニが登場。



ソロのあと、バスクラとソプラノが入って、まるで舞踏会のような華やかさ、抜群のパリシャンのソロがきかれる。

マリサリスが入って、まさにソプラノはベッシェの再来(私はそう思う)、デキシーの世界を再生して、マリサリスとパリシェンのかけあいを見てほしい。



マリサリスのソロはやはり素晴らしいというか初めて凄さがわかった。ペットに対しての容量が半端なく大きい。デキシーからここではロックになるのがすごい。ペリエが曲を外して、戸惑う場面があってライヴ、画像のおもしろさだけれど、数小節後に凄いメロディを入れだすのも楽しい。

マリサリスがさがってキューンとパリシャンの曲、ヨーロッパのアンサンブルのすばらしさ、キューンの曲がパリシャンに合っているような気がする。それでここの所のバンドなのだろう。
パリシャンの曲ではポルタルのソロが素晴らしいのがDVDを見るとよくわかるし、同じリードのソプラノとのすみ分けがこの二人だからできるのもこのメンバーだからだ。

アンコールも気が抜けないというより、華やかさが持続する。いやより先鋭、前衛なのだ。
と久しぶりに熱くなりました。

Sfumato live in Marciac

Emile Parisien (ss)
Joachim Kühn (p)
Manu Codjia (g)
Simon Tailleu (b)
Mário Costa (ds)
Guests:
Wynton Marsalis (tp)
Vincent Peirani (acco)
Michel Portal (cl)
Recorded live in concert at Jazz in Marciac 2017, on August 8th, 2017


CD
1. Le clown tueur de la fête foraine I
2. Le clown tueur de la fête foraine II
3. Le clown tueur de la fête foraine III
4. Temptation Rag (Henry Lodge)
5. Transmitting (Joachim Kühn)
6. Balladibiza I (Emile Parisien)
7. Balladibiza II (Emile Parisien)
8. Missing A Page (Joachim Kühn)

DVD
1. Préambule (Emile Parisien)
2. Missing A Page (Joachim Kühn)
3. Le clown tueur de la fête foraine I
4. Le clown tueur de la fête foraine II
5. Le clown tueur de la fête foraine III
6. Temptation Rag (Henry Lodge)
7. Transmitting (Joachim Kühn)
8. Balladibiza I (Emile Parisien)
9. Balladibiza II (Emile Parisien)
10. Arôme de l’air (Joachim Kühn)
11. Poulp (Emile Parisien)



コメント
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