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アラン・パスクァについてはよくクレジットでトニー・ウイリアムスの「ライフ・タイム」のキーボードと紹介されるけれぢど、私にとってはもっとピアノ本来をひく人としている。
blogで知り合った人がパスクァの友達で、その縁で手に入らないアルバムもいただいたりしていてとても親近感がある。
ある意味ちょっと距離がある友人みたいな存在なのです。
彼の音楽もまさしく、友人に、もしくは連れ合いに語り掛けるよう音で、このアルバムなどはとても思い入れのあるアルバムです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/e7/e164cb170154357a6cf3dfbefba6587f.jpg)
これ「soloじゃないsolo」といいう記事にしたのはずいぶん昔です。
あまり作品を上梓しない人ですから離れていたらショップにこんなアルバムがあるのでもちろん購入しました。
こちらもソロ集で、クレジットに何も書いてないのでわかりませんが2018年のリリースのようです。
1曲目、音が流れ出せば前の「solo」がそのままつながっているような何とも優しい気持ち。
「僕は変わらない、君への思いはずっと一緒、この音楽を聴いてくれれば解るはず、ちょっと連絡はしなかったけれど時々君を思っていたんだよ。」
というような便りがまるでついているような始まりです。
1曲目がR・ハマーシュタインの曲で2曲目はエリントン。須トレーホーンやガーシュイン、ロジャース・ハートやデュランの曲など、まさにパスクァがソロで弾きたいと思う曲を集めて演奏したアルバムと想像できます。
ハーモニーや響きのつながりを大切にするピアニストなので、その流れが良い曲を選んだと聞いていて思います。
久しぶりに出していなかった便りを出すけれど、「どうだい、僕は変わっていないだろ」ってとても心が和みアルバムでした。
追記、実はそのあと調べたらもう一枚アルバムが出ていました。パスクァはある意味大切なピアニストなのでもちろんそちらを注文しました。
soliloquy / alan pasqua
alan pasqua piano
1.Hello Young Lovers
2.I Got It Bad and That Ain't Good
3.Lotus Blossom
4.I See Your Face Before Me
5.In a Sentimental Mood
6.Embraceable You
7.Isn't It Romantic
8.Girl from the North Country
9.A Time for Love
10.There Are Such Things