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2020年レコード・アカデミーというのが雑誌「レコード芸術」にあった。
そこで器楽曲部門で選ばれていたのがこのアルバム。
パイプオルガンの演奏は嫌いではないけれど、結構きちんときかないといけないようなきがする。特にバッハのオルガン曲は荘厳という感じが強い。
今回は「題名のない音楽かい」でおなじみの 鈴木 雅明氏の演奏なので買ってみた。この日と編曲、指揮、チェンバロ、オルガンなど多彩な才能をはっきしているし、出しているアルバムも実におおきな評価をされている。
ゴットフリート・ジルバーマン(1683-1753)が製作した聖マリア大聖堂の大オルガンの演奏だそうでバッハのオルガン集としては3作目のようだ。
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パイプオルガンの演奏は昔バルヒャが好きだったけどその後はあまり聞いてこなかった。何年か前にヨーロッパのいくつかの国のオルガン曲のCDせっとがあり、それはちょっと軽めで聞いている。
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今回のバッハはやはり荘厳で、そしてこのオルガンの個性もあるのか、華やかな感じもある。ちょっとSF映画のサウンド・トラックを感じたりした。
パイプオルガンが鳴り響くとすごい迫力で、スピーカーの音を小さくするのだけれど、小さな音は今度聞き取れない。自宅でダイオン今日はむずかしいので、ヘッドホンで大きく聞いてもた。パイプオルガンを堪能するにはこれぐらいした方がいいかもしれない。
ちょっと恥ずかしい話だけれど、バッハの曲はほとんど聞いたと思っていたら、なんとこのアルバム最後の”パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582”にくるまで知らない曲だった。コラールが多いからかもしれないけれど、最後の曲でほっとした。
J・S・バッハ:オルガン作品集第3集 / 鈴木 雅明
1.-2. 前奏曲とフーガ ハ長調 BWV531(7’30”)
3.-4. 幻想曲とフーガ ハ短調 BWV537(8’48”)
5.コラール前奏曲《いと高きところには神にのみ栄光あれ》BWV717(3’32”)
6.コラール前奏曲《いと高きところには神にのみ栄光あれ》BWV711(3’08”)
7.コラール前奏曲《いと高きところには神にのみ栄光あれ》BWV715(2’08”)
8.-17.コラール・パルティータ《ああ、罪人なるわれ、何をなすべきか》BWV770(12’11”)
18.トッカータ ハ長調 BWV566a(10’24”)
19.-20. 前奏曲とフーガ ハ短調 BWV546(10’58”)
21.コラール前奏曲《主イエス・キリストよ、われらを顧みて》BWV709(3’10”)
22.コラール前奏曲《いと高きところには神にのみ栄光あれ》BWV726(1’14”)
23. パッサカリアとフーガ ハ短調 BWV582(14’36”)
鈴木雅明(オルガン;ゴットフリート・ジルバーマン1714年製)
セッション録音:2018年5月/聖マリア大聖堂(フライブルク)
プロデューサー&サウンドエンジニア:ハンス・キプファー