JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

年寄りのシンクロニシティ モリのいる場所  

2021-06-26 20:58:41 | その他
良くDVDを借りてくる。今回借りてきたのはこの映画だけれど内容はまるで知らなかった。



良く図書館でほんを借りてくる。今回借りてきた本はこれ。読み切ることが出来る面白い本を探すために本の紹介の本で俳優の山崎努の読書日記をまとめたものだ。



DVDを見はじめたら、熊谷守一という画家の話だった。晩年の30年間、自宅から一歩も出なかったそうだ。映画の中で昭和天皇が展覧会の絵をみて「この絵はいくつの子が書いたものですか?」と付き人に聞いている場面があった。



これがその絵で熊谷守一の作品。熊谷守一の名前を知らなかったので、DVDをとめて調べてみた。



子の絵は知っている。作品と作家が結びついた。
ひっくり返って借りてきた本を開くと最初のページを見て驚いた。



「老人、ばらばらの自分、幽霊」という章の最初藤森 武の『獨楽 熊谷守一の世界』という本の紹介だった。
まさに見ているDVDそのままの本。DVDの中でも藤森 武が出ていて写真を撮っている。



こうやって驚くことが何度かある。シンクロニシティというユングが提唱したもので、「意味ある偶然の一致」という概念だ。ジャズ関係で結構体験していて、ジャズの神様のいたずらとおもっている。考えているジャズマンの演奏が流れてきたり、ハクエイ・キムと知り合ったのももキースの公演会場、そしてそのとき読んでいた中村天風に影響されて話にいったのが始まりだった。

今回もそれとにたおもいで、何の気なしに借りてきて開いたのがこの画家の話。山崎努がこの分を書いてのは2006年でこの映画「モリのいる場所」は2018年公開作品だから山崎努がこの作家を演技者として意識していたわけではない。

それにしてもまさに適役というか必然が寄って来たように思う。







山崎努がこのこの文をかいたのが70才、この映画での熊谷守一の一日は文化勲章を断った日だから87才ごろ、私もだんだんとその仲間に入っていくのだけれど、さがしていれば神様はきっとまだ驚きを用意してくれると思う。

みなさんも知っていると思うけど、熊谷守一の作品をちょっと。











コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする