
Harold Mabernって聞いてみると結構好きなピアノ・スタイルだけれど、これまで聞いてこなかった。多分どこかの会社が原因だけど結構惜しい。お亡くなりになってしまったのはもっと残念。
ネットで見ていたら、このアルバムが紹介されていて、コルトレーンに焦点を合わせたアルバムらしい。
テナーの人が作るならば若あるけれど、ピアニスト、マッコイ・タイナーににたモーダルなところから、この企画ができたのでしょう。
コルトレーン・トリビュートのアルバムって結構よいものが多いので買ってみました。
選曲基準としてはコルトレーンの初期の作品、コルトレーンがモードのインプロを繰り広げている作品を取り上げているようです。
メンバーもそれを合わせたようにホーンの三管、懐かしくなって途中で古いのを聞いてみました。


トロンボーン、Steve Davisを入れたのは「Blue Train」のサウンド出したかったのかと思います。古いの聞き直すと「Blue Train」はもちろんいいけど、「SOULTRANE」がかなり良いのには驚きました。
ということで、メイバーンにもどって、3曲目の”.Impressions”の纏まりがとても良い。三菅は実力者ぞろいでだから聞いていてうまく演るな思う。
とても楽しいハードバップのコルトレーン集、これはこれでよいけれど、久しぶりのハードバップ大会みたいになった。
すっかりたのしんだけど、もうちょっと重たくてもいいかなと思うのはいけないかな。
Mabern Plays Coltrane / HAROLD MABERN
Harold Mabern (p)
Vincent Herring (as)
Eric Alexander (ts)
Steve Davis (tb)
John Webber (b)
Joe Farnsworth (ds)
Recorded Live January 5, 6 & 7, 2018 at SMOKE, NYC
1.Dahomey Dance
2.Blue Train
3.Impressions
4.Dear Lord
5.My Favorite Things
6.Naima
7.Straight Street