JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

まいったな~ JACOB'S LADDER / brad mehdau

2022-04-06 13:35:43 | 聞いてますCDいいと思う


メルドーの新しいアルバムが出るのは知っていた。久しぶりにショップで手にしたらやはり買うことにした。というのも最近のアルバムでメルドーをあまり楽しんでいないからだけれど、このアルバムがかなりの話題作になることは確かだし、聞いておかなけらば。
メルドーが子供のころにに親しんだプログレッシヴ・ロックの音楽スタイルを駆使して、彼の思索を表現したものだと思う。
私、プログレッシヴ・ロックをきちんと定義して聞いたことはない。ピンク・フロイドもキング・クリムゾンも好きなバンドでアルバムももっているけれど、かといって良いと思って聞いていただけだ。
初回聞き始めてみれば、ロックのヴォーカルに慣れていない耳にはなかなかなじめないところがある。まいったな~、難しいというのが初回の印象になった。でもまあ予想はしていた結果かもしれない。
ここであきらめてはしょうがないだろう。
まず出来ることとしてプログレッシヴ・ロックをガツンとあげて聞き直す。そうするとリズムがはっきりプログレの雰囲気、2曲目がとても楽しくなった。プログレとして聞けばいいか。Joel Frahmのソプラノもいいしね。3曲目はクラシカルで美しい。4曲目から6曲目の”コグス・イン・コグス”も変則リズムとムーグとの世界がこれもクラシカル系で面白いやとなってきた。
でもそのあとプログレ風が続いてアルバム・タイトル曲ぐらいから疲れてきて、ヘーゲルの『精神現象学』などといわれると、最後はやっぱりまいった~。

JACOB'S LADDER / brad mehdau

1 maybe as his skies are wide(Alex Lifeson / Geddy Lee / Neil Peart / Pye Dubois) 3:43
2 Herr und Knecht 7:48
3 (Entr'acte) Glam Perfume 5:45
4 Cogs in Cogs, Pt. I: Dance(Derek Shulman / Kerry Minnear / Ray Shulman) 4:11
5 Cogs in Cogs, Pt. II: Song(Derek Shulman / Kerry Minnear / Ray Shulman) 4:02
6 Cogs in Cogs, Pt. III: Double Fugue(Derek Shulman / Kerry Minnear / Ray Shulman) 4:31
7 Tom Sawyer(Alex Lifeson / Geddy Lee / Neil Peart / Pye Dubois) 7:44
8 Vou correndo te encontrar / Racecar(Alexander Bois / Casey Sabol / Jake Bowen / Matthew Halpern / Misha Mansoor / Spencer Sotelo / Thomas Murphy) 5:05
9 Jacob’s Ladder, Pt. I: Liturgy 1:27
10 Jacob’s Ladder, Pt. II: Song 11:30
11 Jacob’s Ladder, Pt. III: Ladder 4:19
12 Heaven: I. All Once - II. Life Seeker - III. Wurm ? IV. Epilogue: It Was a Dream But I Carry It Still
コメント (4)
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