JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

バラッドを聴くように NakNed Truth / Avishai Cohen

2022-04-30 16:26:15 | 聞いてますCDおすすめ


ペットのアヴィシャイ・コーヘンは人気のあるトランぺッターだけどほとんど持っていない。ECMからの「Into The Silence」でかなり良かった。



久しぶりに出会ったので視聴したら1曲目でつかまれて即買い。この短い1曲目がいい。曲名は8曲が”Part”となっている。多分その場で打合せしながら即興に近い形で作られていったのだろう。すべてアヴィシャイの曲となっているから、アヴィシャイがテーマをだして即興でベースとドラムスが反応していったと考えて聞くと、もちろんアヴィシャイのペットのメロディがすてきなのだが、ベースのBarak Moriとピアノの Yonathan Avishai、どらぬ巣のZiv Ravitzの反応が何とも面白く聞くこと出来る。
バラッドの意味合いは違うけど、私コルトレーンの名盤「バラッド」を思い浮かべてしまった。カルテットが反応しあって一つの世界が出来上がっている。その世界が一つの纏まったもので、バラッドを聴いているような感じだ。最後の曲でイスラエルの詩人、ゼルダ・シュナーソン・ミシュコフスキーの詩「Departure」をコーエンが朗読しているけど、その詩の内容がバラッドになっていったと思う。
これが2枚目だけれど、次にECMで新しいのがでたら忘れず聞こうと思う。

Naked Truth / Avishai Cohen

Avishai Cohen(tp)
Yonathan Avishai(p)
Barak Mori(double-b)
Ziv Ravitz(ds)

01. Part I
02. Part II
03. Part III
04. Part IV
05. Part V
06. Part VI
07. Part VII
08. Part VIII
09. Departure
コメント
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