未発表音源のリリースが始まった。その第一弾がこの2014年10月のストックホルムにおけるライブ音源。どうやら4作出る苑なので結構大変で躊躇した。でもウエインの未発表だしな。
ウエインの最期のアルバムとして持っているのも、個人的にはエスペランサとは相性が良くなかった。
今回のアルバムはこの作品の4年後の同じくライヴということで、やっぱり持っていたいと購入。
2枚組、2014年10月のフェスでのライヴ録音。生前に自ら編集作業を行っていた演奏の最初のアルバムだそうで、あと3つもあるそう。
この演奏に近いのはアルバム「WITHOUT A NET」(今回のメンバーとおなじ)でかなり良かった。
今回はそこでも演奏していた”ZERO GRVITY"が中心となった編集で、前作から演奏を推し進めたものとなった。この5曲の演奏はある意味ジャズ・ミサのような荘厳さがあり、もしかするとショーターは亡くなった後に個人作としては一番重要なアルバムになるかもしれない。
後3枚がどのようなものになるかは解らないけれど、なお目が離せない人になっている。
CELEBRATION VOLUME 1 / WAYNE SHORTER
Wayne Shorter ウェイン・ショーター (tenor saxophone on CD1-1, CD1-2, CD1-6, CD2-3) (soprano saxophone on CD1-3, CD1-4, CD1-5, CD1-6, CD1-7, CD2-2, CD2-3)
Danilo Perez ダニーロ・ペレス (piano)
John Patitucci ジョン・パティトゥッチ (bass)
Brian Blade ブライアン・ブレイド (drums)
2014年10月18日ストックホルム・ジャズ・フェスティヴァルでのライヴ録音
CD1:
1. ゼロ・グラヴィティ・トゥ・ザ・15th・ディメンション Zero Gravity To The 15th Dimension
2. スマイリン・スルー Smilin' Through
3. ゼロ・グラヴィティ・トゥ・ザ・11th・ディメンション Zero Gravity To The 11th Dimension
4. ゼロ・グラヴィティ・トゥ・ザ・12th・ディメンション Zero Gravity To The 12th Dimension
5. ゼロ・グラヴィティ - アンバウンド Zero Gravity - Unbound
6. オービッツ Orbits
7. エッジ・オブ・ザ・ワールド (エンド・タイトル) Edge Of The World (End Title)
CD2:
1. ゼロ・グラヴィティ・トゥ・ザ・90th・ディメンション Zero Gravity To The 90th Dimension (p-b-ds trio)
2. ロータス Lotus
3. シー・ムーヴス・スルー・ザ・フェア She Moves Through The Fair