ゲイリー・バートンの新しいアルバムはでないから、発掘ものを期待していらら、パット・メセニーとのアルバムが出るという。
それを買いに行ったら知らない別のアルバムがあって、演奏はなんだかだったけれどもそれでも良かった。
目的にしたアルバムが届いた。こちらはパット・メセニーがバートンのグループに参加したクラブでのセッションの模様をメディアが録ったもので、音色も良くて良い。1976年11月15日、ノルウィーのクラブ7というところの録音。
パット・メセニーとゲイリー・バートンの共演のアルバムはいくつかあるが、1974年の出会いからの2年のバートンでのグループ所属の録音になる。
アルバムのクレジットにパットとメセニーとの出会いが書かれているが、バートンの自伝で書かれていたことをうまくまとめたものになっている。しかしそれと発売アルバムとを並べた点は自伝よりも簡単で分かりやすい。
それでパットとバートンの共演のことは後に別にしたなったので、今回のアルバム。
今回のアルバムは1976年アルバム「Passengers」録音時のオスロでの、クラブ演奏の模様。
曲目は当時のバートンがとくいとしたものだけれど、カーラ・ブレーの曲が多くなっている。キースと演った”コモ・エン・ベトナム ”を演ってくれているのが嬉しい。
パットもまだ若いけれど、このバンドでの刺激の基になる演奏をする。コリアの”シー・ジャーニー ”や”フォーリング・グレイス”の演奏があるのも良いし、ステーヴ・スワローのソロも若々しくと気持ちが良い。
久しぶりにゲイリー・バートンを並べれられて満足したけれど、ついでにパット・メセニーとの生き生きとした関係も並べてみたくなった。
OSLO 1976 / PAT METHENY & GARY BURTON QURTET
ゲイリー・バートン(perc)、
パット・メセニー(g)、
スティーヴ・スワロウ (b)
ダニー・ゴッドリーブ(ds)
Rec 1976/11/25 クラブ7
1 イエロー・フィールズ
2 イクタス/シンドローム
3 ドリームズ・ソー・リアル
4 シー・ジャーニー
5 シラブホーン
6 オープン・ユアー・アイズ
7 ヴォックス・ヒュマーナ
8 フォーリング・グレイス
9 コモ・エン・ベトナム
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