キースの2016年のボルドーでのソロ・コンサートのアルバム。6月6日の録音でこの年のツアーでは10日後のミュンヘン、3日前のブタペストでの録音がすでにリリースされている。
どちらも記事にしていなかった買ったのは、それぞれにキースのソロで完成されているから、書くことがあまりなかったのだと思う。
こうして3つが並ぶと、それぞれに魅力的だと思う。
このボルドーでは、スタンダードのアンコールが皆無ですべて即興ということになっているけれど、最後の3曲はアンコールとして弾かれたようである。
聴いていると、8曲目あたりから、メロディが昇華していって、最後までこれが続いていったという感じがする。
ノートによると、現在のキース、ピアノの前を離れず、作曲のことを考えているらしい。その記述がなによりうれしかった。
ECMでは2007年に脳梗塞になり、演奏が不可能になったエバーハルト・ウェーバーの祝賀コンサートの模様を2015年をアルバムに出している。
きっと、キースの曲を、ゆかりのミュージシャンたちで演奏するコンサートをしてくれると期待している。
Bordeaux Concert / Keith Jarrett
Keith Jarrett piano
recorded live July 6,2016
1. Part I
2. Part II
3. Part III
4. Part IV
5. Part V
6. Part VI
7. Part VII
8. Part VIII
9. Part IX
10. Part X
11. Part XI
12. Part XII
13. Part XIII
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