JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

音楽の名言名句辞典 朝川 博 / 水島 昭雄 [編著]

2012-09-17 17:33:16 | 


図書館でネタ本みたいに借りてきた本。「レコード芸術」とか「音楽の友」とか「週刊FM」とかの編集長を務めてきた方たちで、クラシック関係の研究もされている方たちの本ですから、もちろんほとんどがクラシック関係、すべてを読んだわけではありませんが、古今の作曲家、演奏家、著名人の音楽にまつわる一言集です。

で気に入ったのを一つ、独自のバッハ演奏の世界をつくったカナダのピアニスト、グレン・グールドの言葉

「もう一回やりなおすというわけにはのは承知していながら、コンサートになると、わたしはいつだってそれをやりたくなったものです。ひくのをやめて、くるりと聴衆のほうへ向き直り、こういってもたくなるのです。『もう一回、やり直してみますから』」

キースが前の前のソロ・コンサートでこれをやりました。

ジャズ界からはマイルス・デイヴィスの一言

「音楽はボクシングのようなものだ。常に前進しつづけなければならない」

でも私だったら、この有名なエリック・ドルフィーの言葉を選ぶだろうな。

 "When you hear music, after it's over, it's gone in the air. You can never capture it again. ”
「 音楽を聴き、終った後、それは空中に消えてしまい、二度と捕まえることはできない 」

ほかにポピュラー音楽からはレイ・チャールズやエルビス、ジョン・レノンにボブ・ディランなどなど、日本人は岡林信康に清志郎、尾崎豊なんだから、まあ有名をいれとけばいいだろう的選別のようだ。

最後にオーストリアの指揮者エーリイッヒ・クライバーの言葉

「良い演奏に対する敵は二つある。一つはルーティン(型にはまた)演奏、もう一つはインプロヴィゼーション(即興的な気ままな演奏)だ」

ウ~~ム 気ままな演奏だったのか。

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若いのみっけ BoloVaris

2012-09-14 21:59:27 | 聞いてますCDいいと思う


知らない人たちでも、アコーデオンのアルバムを時々買います。ジャケの感じを受けて1曲目、パリ・ミゼット・ミュージックみたいにはじまったので、まあこうゆうのもあるなと思って聞き始めました。
中古屋さんで何百円かはらってする遊びです。
3曲目の題名がもろ“Paris Jazz Musette”だから、もろそうかあまり驚きないと思ったら、4曲目、ベースがJAZZベースで急に良くなります。
ドラムスもジャズですからこれはなかなか8曲目まで続き、その後またミュゼットの感じにもどっていきます。
で今日になってジャケをよくみれば、ベースを引いているのは大石さんのアルバムでもそしてガリアーノとも来日したJean-Philippe Viretなので驚きました。
1994年のアルバムだから随分若い、写真ものっていてこんなに若い。



BoloVaris

Jacques Bolognesi accordeon trombone 10
Francis Varis accordeon
Yves Torchinsky contrebasse
Jean-Philippe Viret contrebasse
Jacqs Mahieux batterie



1.Bolo Savour Varis
2.Bolo Valse
3.Paris Jazz Musette
4.Rue des Apennins
5.Légendes d'Hiver
6.Rico
7.Indécise
8.Mehudin Bee
9.Chez Didier
10.Ballade des Bords de Marne
11.Canardo
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三時のわたし 浅生ハルミン 著

2012-09-13 21:11:29 | 


イラストを描く人らしいけれど、面白そうなので図書館に予約してあったのが、番が回ってきた。
毎日午後3時に何をしていたかを1年間イラスト入りでつづったものだけれど、上手いこと考えたな~。
その手が有ったかと思うけれど、フリーなこの方と違って平日は毎日おなじだし、そんなこと言ったら、午前9時も11時も、午後の6時もほとんど同じことしているんだから、こうやって1年を読ませることは出来ない。
でこの人の3時に1年間おつきあいした。




こんな感じだけれど、なんか女性ちょっとこわい。
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秋の最初に LUMIERE / MIRA OPALINSKA & DOUGLAS WHATES

2012-09-12 21:03:40 | 聞いてますCDおすすめ


blog仲間のオラシオさんが監修を務めるCzesc Recordsの第1のリリース作品だそうで、それが理由で買ってみたところはあるけれど、かってからずいぶんと時間が経ってしまった。
1曲目、単音でメロディがわからないほどゆっくりとピアノがなって、ざらつき感のあるアルコべース、ずいぶん地味な感じでとらえどころ無く始まって少しとまどたのが第一印象でした。
で記事にどうしようと思っているうちに時間が経ってしまいました。
そしてここのところ、こればかり聴いています。
その出だしの後はとても美しいピアノ音で「ローズマリーの赤ちゃん」のテーマです。
とても美しいピアノの音色に驚きますが2曲目が同じくコメダの「水の中ナイフ」両方とも同名のロマンポランスキーの映画のテーマ曲です。
このアルバム映画音楽を集めたもので、演奏しているのは、ポーランドの女性ピアニスト、ミラ・オパリンスカとイギリス人ベーシスト、ダグラス・ウエイツで同じに学んで、今はパートナーだそうです、とまるで知らないのでこれはオラシオさんのライナーと記事から書き写してです。
4曲目はブレードランナーのテーマ、このデュオ、インター・プレーがどうのというよりか、いかにピアノを表現するかのようで、ベースはピアノを引き立てるようにサウンドします。
5曲目、6曲目が「シネマ・パラダイス」で知っているメロディを聞くといかに豊かなピアノ表現なのかが解ります。
そして7曲目「愛についての短い映画」の圧倒的豊かさ、美しさ、ということでここのところ続けざまに聞いているのです。

ギラッとする鋭さが必要な季節に入手したから気が付かなかった。そして秋が目の前にある今、確実にこれは秋の音楽、演奏で聞き直して本当に良かった。
秋が始まる、実はぜんぜん始まってないのだけれど、私たちは何を最初に感じるのでしょうか。
この音楽が秋の最初で実際がおくれていますが、これ二つが一緒になったら秋真ん中になります。



LUMIERE / MIRA OPALINSKA & DOUGLAS WHATES

1.Rosemary's Baby
2.Ballad for Bernt
3.Rikyu
4.Blade Runner
5.Cinema Paradiso
6.Love Theme — from Cinema Paradiso
7.A Short Film About Love
8.Tokyo.Sora2.28
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王者のゲーム ネルソン・デミル 白石 郎 訳

2012-09-11 20:30:07 | 


ネルソン・デミルの新しい本「獅子の血戦」というのを買おうかと思ったけれど、読んでいないジョン・コーリー・シリーズだったので、どうしようかと思って、図書館に予約した。
なぜ読まなくなったのか良く覚えていないけれど、この「獅子の血戦」とつながりがあるのがこの、「王者のゲーム」だそうで、一番好きと言っている人もいるので、まずこちらをと夏休みに読み始めた。

一人称の軽妙な語り口がおなじみで結構たのしい。

でストーリーとは関係ない、お気に入りの一節

「食事にはいささか遅すぎる時間だな」
「じゃ、お酒にしましょう」
「名案だね」
飛行機が着陸し、滑走路の上で原則していくあいだ、わたしはこんな立場にたたされた男が決まって感じる疑問を、ひとり胸の裡でくりかえしていた。すなわち―“自分は相手のサインを正しく読みとっているのだろうか?”という疑問を。
 ここで相手のサインを読み違えていたとするなら、私は仕事の場でやっかいな問題を背負いこむことになる。サインを正しく読みとっているのなら、私生活の面で厄介な問題を背負い込むことになる。だとすれば、ここは様子見が正しい態度だろう。言葉を替えるなら、こと女がらみの局面では、わたしはつねに安全牌を切る、ということだ。

ずいぶん前に軽口のコーリーが合わなかったように覚えているけれど、こちらがずいぶんと軽くなったので面白く読み終えた。新しい「獅子の血戦」を買うのもよいけれど、その間に2作品がでているから、そちらに行くほうがより楽しめそうだ。

ワールド・トレード・センター・ビルのことを「いまでもビルはまだ、ちゃんとたっているかな、教授?」と作品中にあるけれどこの作品あの悲劇の前の年にかかれたものなのが凄い。
実はデミルが「ゴールド・コースト」の続編「ゲート・ハウス」をかいたのも、そして「獅子との血戦」を書いたのも9.11があったからじゃないかと感じる。
なのでそんなことも考えながら途中の2作を読んでいこう。






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3年もほったらかしよ!BAJOFONDOTANGOCLUB

2012-09-09 16:54:52 | 聞いてますCDいいと思う


ショップでは結構TANGOの棚をみるのだけれど、知っているのはゴタン・プロジェクトとピアソラそれ以外わずかだからどれが自分に合った音楽なのか見当がつかない。
ゴタン・プロジェクトが好きだから、エレクトロニカのアルバムに先日であって、調べたら同じようなものとしてこのジャケットが目に入った。
あらあらこのジャケット、いつも行く中古屋さんの棚にずっと置いてある、ジャケで買うのはとやめていたアルバムでした。それも3年ぐらいまえからずっとある。ジャケのおみ足がこういっているよう、「3年もほったらかしよ!」



アルゼンチンとウルグアイの8人ぐみだそうで、聞いてみるとゴタン・プロジェクトとよく似ている、一寸打ち込みがつよいところがあるけれど、この前のエレクトロニカといいこれといい、こうゆうのがTangoのを広げていくと思います。


BAJOFONDOTANGOCLUB

Gustavo Santaolalla - guitar, percussion
Juan Campodónico - sequencing
Jorge Drexler - guitar
Luciano Supervielle - piano, scratching, sequencing
Adrian Iaies - piano
Cristobal Repetto - vocals
Adriana Varela - vocals
Veronica Loza - vocals
Gabriel Casacuberta - bass
Javier Casalla - violin
Martin Ferres - bandoneon
Didi Gutman - keyboards, programming
Emilio Kauderer - keyboards, programming


1. Montserrat
2. En Mí/Soledad
3. Los Tangueros
4. Mi Corazón
5. Maroma
6. Perfume
7. Vacío
8. Esperándote
9. Naranjo En Flor
10. Bruma
11. Éxodo II
12. Duro Y Parejo
13. Forma
14. El Sonido De La Milonga
15. Av. De Mayo
16. Ese Cielo Azul
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マッツ・アイレッットセン“SkyDive”・ライブ・アット・ピットイン 2012 9 6

2012-09-07 21:03:38 | サポート中、ライブ


昨年トルド・グフタフセンのグループの一員としてピットインで見たベースのマッツ・アイレットセンが自分のグループ“SkyDive"で再びピットインでライブをおこなった。




メンバーはギターのトーマス・ダール、テナー・サックスのフレドリック・ルンディン、ドラムスがオラヴィ・ロウヒボリ、それにピアノの注目アレクシー・トウマリアのクインテット、チケット2枚とっていたけれど、オクサンがいけなくなったので一人ででかけました。一枚だれかが買ってくれればと若干期待です。



まずピットインに行ったけれど誰もいないので、近くで一寸一杯、ダイエットでは禁断のしかしここでこれを食べないわけにはいかない餃子を食べてしまいました。



それともう一品が豚肉に黒こしょうをまぶして焼いたもの、結構いけましたが、一人だとちょっと飽きる。
それで早めにピットインにもどってチャレンジしましたが、ほとんどの人が予約しているみたいで、あきらめました。
チケットは処分出来なかったけれど、7:45にピットインで一番好きな席に座っている。現在60%ぐらいの埋まり具合、こんなものかな。
オープン・アクトとして太田恵資のバイオリンと今堀 恒雄ギターの演奏があるはずで、初めて聞くひとたちだけれど怪しい色のバイオリンがおいてあります。



もっと怪しいこんなものも置いてあります。



マッツのベースは昨年きたときに壊れてしまいましたが、直しておなじものなのでしょうか。



トルドの時は右の奥にいたけれど、今回はピアノとドラムスの間という立ち位置です。

8時7分ぐらいに日本の人が二人登場、エフェクターをかけたエコー音のバイオリンとギターはラピダルみたいな出だしで結構好き。バイオリンのフレージングが時々マヌーシュがはいってなかなか良い。バイオリン5弦あります。ビオラ音域をカバーしているのでしょうか、あの怪しいものをつかって宇宙との交信をしているのか、ガハハハそのあとオジサンは中近東の人となって歌いました。1曲30分以上はちょっと長すぎた。
マッツが加わってもう一曲、マッツが微妙に音程変化を付けて、バイオリンとの2弦のおもしろさ、いやギターもいつから3弦だった。演奏はマッツが入ってしまります。テナーが入ってきて結構真摯なインタープレー、マッツがとてもおもしろがって演奏しています。この曲で50分ということは、スカイダイブとしては長めのワン・ステージなのかな。
ドラマー君がシンバルを持って参上しセットすると控え室でオニギリをたべているからこれから普通の2ndだろうな。それでもいいか。と思うと9時15分にははじまって、休憩は10分ぐらいでした。

2nd

メンバー紹介、アルバムでとても気に入ったピアニスト、かわいい、この金髪ご婦人はかき乱したくナルのでないだろうか、マッツの頭はいやだけれどなどとまづは緊張をほぐすことを考えて、1曲目テナーがしっかりとテーマを吹くとはじまりで、アンサンブルを重視した演奏、徐々にひーとアップしていって、もちろんライブだけらアルバムよりか温度がたかい。マッツはバックで実に良い音でフレーズを入れていて、それを追っかけるのが気持ち良い。
期待のピアノくんも凄いテクを見せてくれます。ギターはジョンスコ風、テナーもクリポタ、ジョシアとみた後なのに平均点以上で良い、ほえてくれます。

2曲目アルコのソロから一寸温度を下げて北欧風アンサンブル、この曲はトーレが合うかもしれません。でもこのサックスも良い、いろいろテクを使ってバラッドのこの曲を高い音域で入ったり面白い。
ピアノ君のソロが力強い、この人手がでかい。で最後はまたヒートアップしてロックになってカッコ良い。
しかしベースソロはしません。でも弾いているピッチカート音がソロプレーヤーのメロディと対比してソロみたいに聞こえてくるから凄い。

3曲目、ギターソロからベースが入ってベースソロ、ピアノとサックスがはいって、これがCDの一曲目だったかな。

4曲目、ボーイングの細かいリズムながらメロディはゆっくりと形作っていく曲調、ピアノ君のソロは地味に見えるけれど凄い。キラキラとした部分とハーモニーがとても良くマッチする。

5曲目引き続いてピアノソロで始める、ピットインのこの席ピアノが良く見える席だけれど、この人本当に上手そうな手をしている。肉のつきかたなんかキースよりか良い感じ。

6曲目ピアノのリズムからテナーがアーシーなフレーズそこがかっこいい。

これで2nd終了
アンコールはノルウエーのトタディションベースとギターの落ち着いたリズムにテナーが美しいメロディをのせてきて、落ち着いた北欧の世界。

フィヨルドの土地から風が吹いてきて、ここピットインから秋が始まった。



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2つのE

2012-09-06 23:33:36 | 聞いてますCDおすすめ
題名に「2つのE」と付けたけれどエバンスを2ついっしょに買ったわけではありません。
1972年のライブ・イン・パリスの2日前の録音が大切に保管されていたと頭に入れて、ショップにいってこれだろとかったのが、こっちのアルバム。
1968年10月、ピアノ・ソロ・アルバム「Alone」の一曲を録音した2日後に録音されたアルバムをこっち、間違っていたけれど、このあと次のも買って2つのEになったわけです。



1曲目のEmily、出だしの音から当たり前だけどビル・エバンスだと思う。その後のベース・ソロも良いエディー・ゴメス。
D2のEmilyでは、食器の触れる音が入っていて、まさにエバンスのライブです。


Bill Evans Live at Art D'Lugoff's Top of the Gate

Bill Evans (p)
Eddie Gomez(b)
Marty Morell (ds)
Live at Art D'Lugoff's Top of the Gate
1968 10/23

Disc One - Set 1
1. Emily (Mandel & Mercer)
2. Witchcraft (C. Coleman)
3. Yesterdays (J. Kern)
4. Round Midnight (T. Monk)
5. My Funny Valentine (Rogers & Hart)
6. California Here I Come (De Sylva, Jolson & Myers)
7. Gone With The Wind (Magidson & Wrubel)
8. Alfie (B. Bacharach)
9. Turn Out The Stars (B. Evans)

Disc Two - Set 2
1. Yesterdays (J. Kern)
2. Emily (Mandel & Mercer)
3. In A Sentimental Mood (D. Ellington)
4. Round Midnight (T. Monk)
5. Autumn Leaves (J. Kosma)
6. Someday My Prince Will Come (Churchill & Morey)
7. Mother Of Earl (E. Zindar)
8. Here's That Rainy Day (Burke & Van Heusen)

そして最初に買う気だったのがこのオランダでの録音の「Momentum」



特に比べる気もなかったけれど、いっぺんに2つの新しいエバンスがそろうなんてことは珍しい。
ツアー途中で疲れ気味か、タッチがすこし荒いのがきにかかる。というかここら辺からあまりビル・エバンスを聞かなくなったのでエバンスの変化かもしれません。
エディ・ゴメスも俺俺とエバンスのところでずっと弾いてんだ的な出過ぎの感が強い。

だから間違えて買った方がお薦めで、後の方が良いと思うとなりました。


Momentum

Bill Evans (p)
Eddie Gomez(b)
Marty Morell (ds)
Stadsschouwburg-Groningen The Netherlands 1972 2/4

CD 1:
1. Re: Person I Knew
2. Elsa
3. Turn Out The Stars
4. Gloria’s Step
5. Emily
6. Quiet Now

CD 2:
1. My Romance
2. Sugar Plum
3. The Two Lonely People
4. Who Can I Turn To
5. What Are You Doing The Rest of Your Life
6. Nardis

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夏の終わりの絵日記(海外編)

2012-09-05 22:12:55 | その他
夏の終わりに一寸旅行に行きましたが、夏の終わり8月の最後の終末、恒例のお祭りがあります。
来ないと誘われましたが、金目鯛の煮付けが決まっていましたので(別の理由か?)行かなかったけれど、推薦した幾つかを見たと写真をおくってくれました。



シカゴ・ジャズ・フェスティバルは8月30日の木曜日から9月2日日曜日まで4日間行われました。



これは金曜日、シカゴ・アフロ・ラテン・ジャズ・アンサンブルだそうです。



金曜日の圧巻がロイ・ヘインズ。



Royはさすがの貫録でした。タップダンスしたり、観客と話したりと、パフォーマンスも面白かったです。
という感想を付けてくれました。



土曜日は別な会場、どちらもいえから歩いて15分から20分ぐらいで、気楽にJAZZを楽しんでいるようです。横浜の超満員とも一つ違ってうらやましい。



この日は雨も降って寒いので1つだけ見てきたそうです。



見たのがこれ、ビリー・ハートのグループ。テナーがMark Turner、ピアノがEthan Lverson、ベースがBen Streetのメンバーです。



日曜日は土曜と同じ会場で



ステーブ・コールマン&ファイブ・エレメント、私も馴染みがあまりないけれど、どう感じたのでしょう。



最後が知らない人でアラン・トーサンというR&B系のピアニストだそうだけれど、ポップなどもプロデュースする有名な人らしい。
共演のマーク・リボー(g)とドン・ブライアン(cl)はフリー系だそうだけどどんな演奏だったのか想像がつかない。

自分で行ったわけではないけれど、身近な人が見たというだけで、雰囲気がわかるような楽しい気分です。
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二つのL WORLD VIEW / CELEA,LIEBMAN,REISINGER

2012-09-04 21:28:42 | 聞いてますCDおすすめ


ガラティが急に2つ増えたけれど、そこに入っているデビッド・リーブマンをもう一枚もいっしょに買うこともめずらしい。ラベル・ブリュだから買った一枚です。

ガラティのところよりかフリーキーなソプラノでガシッとくるリーブマン、でもベースのリズムはきちんとパターンがあって大丈夫、コルトレーンに捧げるになっています。
2曲目、3人でのフリー・インプロ。
3曲目太いテナーの音で、フリーのバラッドという感じです。
4曲目からは6曲はWorld Viewと名付けられた連作、村はソプラノでとてもききやすく、最後は良いベースソロでおわります。
5曲目はロックと言いたいリズムではじまり、ハーモニック奏法でしょうか、でもサックス2本にきこえるからオーバーダブなんでしょう。
6曲目街はブルースっぽいテナーからソプラノに持ち替え、7曲目は中近東の砂漠音楽で“THe Desert”。
10曲目最初からリーブマンがソプラノでフリーのリフだけれど、作曲はベースの人で曲名は“ Sixteen Tones
”どんな楽譜なんだろう。
11曲目の“Piano Trio”の演奏はリーブマンがピアノを弾いています。サックスよりかずっと音数が少ない。
最後は物憂げなソプラノで終わり。
この3人とてもマッチしたのか、この1996年のアルバムの後1999年に「MISSING APAGE」2001年に「GHOSTS」を出しています。ラベル・ブリュ恐るべしという良いアルバムです。
なかなか良いベーシストでしたが、調べてみたらこのドラムのwolfgangさんも参加した「PASSAGIO」というアルバムをもっていました。




題名の「二つのL」はただリーブマンをいっしょに2枚買ったよというだけでした。

WORLD VIEW / CELEA,LIEBMAN,REISINGER

Jean-Paul Celea : Contrebassiste
David Liebman : Saxophoniste
Wolfgang Reisinger : Batterie

1 Acid Birds
2 Nadir
3 Witches Groove
World View
4 The Village
5 The Jungle
6 The City
7 The Desert
8 The Sky
9 The Unity
10 Sixteen Tones
11 Piano Trio
12 Dirgis
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