JAZZ最中

考えてみればJAZZばかり聞いてきた。いまもJAZZ最中。

古書店主  マーク・プライヤー  澁谷 正子訳

2014-04-19 23:50:06 | 


先週は列車で移動することが多かったので、途中ずいぶんと本を読むことができた。
一寸厚めの文庫だったので図書館に予約したものがちょうど順番だった。
パリに住むアメリカ大使館のもとFBI職員は友人である古書店主が拉致されるところに居合わせる。セーヌ川沿いの古書店の店主が次々に事件に巻き込まれていくなぞを追う話。
ちょっとまどろっこしい進捗は逆に本格ミステリーの風格も感じる処女作だそうです。
謎解き小説で進みますが、最後はアクション、シリーズとなっているようで、最初からこれぐらい書き込まれていればきっともっとうまい話になっていきそうに思う。

ではちょっと抜き書き。

「さあな、トム」ヒューゴは片手で顔をさすった。「あんたの話を聞いて自身がもてなくなってきたよ」
「そういうときは酒だよ。心をなだめるのに紅茶が役立つのは五時までだ。こんなショックのあとじゃウイスキーのほうが効く」
「わたしの命を狙うやつらがいるかぎり、アルコール依存症になりそうだ」
「おれには負けるがね」トムは言った。「パ^ティーに参加しろよ」
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良いからリハビリ TRACTION AVANT / Alessandro Galati

2014-04-18 23:56:59 | 聞いてますCDおすすめ


アレッスサンドロ・ガラティのアルバムは9枚ぐらい持っているけれど、記事にしたのはたぶん5枚ぐらい、少しアレッと思った物は記事に出来なかった。
このアルバムは1994年録音でみなさんとても良いアルバムと言われる通りのおすすめだけれど、記事にしていない。
交友アルバムは記事に残しておきたいし、説明もあまり必要ないだあろうから、精神リハビリ中で新しいアルバムはまだちょっときついので、今日はこれを聴いています。

1曲目、ベースのパレ・ダニエルソンとドラムスのピーター・アースキンという最技能の持ち主がバックについて、陰影のあるメロディで始まります。感じとしてはスコット・ラファロがいたころのエバンス・トリオをP思いださせます。
2曲目はフリー・インプロをシテイルのでしょうが、3人で構成された曲を作っているような感じです。
3曲目、ガラティらしい美しい曲、このアルバムガラティの最初のアルバムですが、最新作「Seals」につながるガラティのエッセンスがすでにここにあるのです。
4曲目のタイトル曲はドラムス・ソロから始まるアグレッシブな演奏、1994年というのを感じます。
5曲目、6曲目と陰影のある曲、淡い光とそこに潜むシャープな影、音を紡いでいるのか影を紡いでいるのか解らなくなってきます。
そうすると7曲目、イントロの後、おなじみのソーラーのメロディが出てくるとこれが気持ちいい。ピアノ・トリオで聴いてもとても良い、今度ハクエイ・キムにリクエストしてみよう。
8曲目はベースとのデュオ、これも即興なのでしょうね。

ということで、だいぶおちついてきたから、そろそろ新しいもの聞き始めましょうか。

それにしても絶対欲しいアルバムが出来ました。このアルバムでも演奏している“Andre”“J.S.What”が演奏されているピアノ・ソロアルバム、弾いているのはもちろんガラティ、録音はなんと千葉と箱根と福島、イヤ~知らなかった。本来ならBLUE GLEAMからのリリースと思うけれど、そこら辺は業界のことでわかりません。
「SEPUTEMBER IN JAPAN」というアルバムどうやって手に入れよう。全曲試聴はできるのでまずはそれで我慢しておきましょう。




TRACTION AVANT / Alessandro Galati

Alessandro Galati (p)
Palle Danielsson (b)
Peter Erskine (ds)

1. How Deep IsThe Ozone
2. Floating #1
3. Andre
4. Traction Avant
5. J.S.What
6. Wassily
7. Solar
8. Floating#2
9. Amaxonia
10. Blues As You Please

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人生のうちの一日 A DAY IN THE LIFE / WES MONTGOMERY

2014-04-17 21:17:40 | 聞いてますCDおすすめ


ルイス・ヴァン・ダイクのアルバム“男が女を愛する時”を聴いたら無性に聞きたくなったアルバムです。CTIレーベルの販売第1弾、ほんとに良く聞いたアルバムだけれど持っていない。どうやって難度も聴いたのだろう、聴きたくなってこれはどこの中古屋さんにあるから拾ってきた。

人生の中でも最も大切な一日かもしてない日に立ち会ったことで精神的にダメージをうけているからリハビリというか立ち直りには一寸時間がかかるかもしれません。

この“A DAY IN THE LIFE ”はビートルズの「サージャント・ペッパー」に収録された曲で歌詞を読むと癒しにはつながりませんが、演奏自体は癒されるのはに最適のアルバムだと思う。

内容の説明も必要ない演奏なので、もし聞いたことがありませんという人がいたならばそれはそれで珍しい方だと思う。

1曲目“ A Day In The Life”を当時聞いた人はビックリしたでしょう。ウエスがこのサウンド、そしてこのジャケ、ジャズがしゃれた世界に入った入口でした。
親指で引くギターの柔らかさ、これは今だから聞いてほしい音かもしれません。
そして“男が女を愛する時”オケのバックコーラスに乗せて、何ともウエスの音があっていることか、私の青春JAZZ演奏のうちの一つです。

そして心がゆったりしていくのです。

6曲目“Eleanor Rigby”意外と激しいフレージングがカッコイイ演奏なのです。
7曲目“ Willow Weep For Me”ルイス・ヴァン・ダイクのアルバムでも演奏していますが、ヴァン・ダイクのほうが後ですから、ヴァン・ダイクがこのアルバムを意識したことは確かでしょう。

懐かしい演奏を聴くことも、懐かしい人ができていることもなんだか一緒になっていくのでした。

A DAY IN THE LIFE / WES MONTGOMERY

Herbie Hancock (p)
Wes Montgomery (g)
Ron Carter (b)
Grady Tate (d)
Ray Barretto (cga)
Jack Jennings, Joe Wohletz (per)
Don Sebesky (arr, cond)        &Ochestra

Rudy Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ, June 6, 1967

1. A Day In The Life
2. Watch What Happens
3. When A Man Loves A Woman  
4. California Nights
5. Angel
6. Eleanor Rigby
7. Willow Weep For Me
8. Windy
9. Trust In Me
10. The Joker

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忌引き

2014-04-13 16:38:38 | その他
オクサンは覚悟ができていて、十分に納得のいくことができたと思うけれど悲しいことには変わりはありません。



ということでしばらく忌引きです。
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ブエノス・アイレスがヨーテボリに aire de tango / luis salinas

2014-04-11 22:37:31 | 聞いてますCDおすすめ


ショップのJAZZの棚でtangoという文字を発見すると買うことにしている。パット観あまりいいジャケじゃないけれど、そして相性のあまりよくないアンダーシュ・パーソンっがピアノなのでどうしようかと思ったけれどリーダーではなさそうなので買いました。

1曲目タンゴというよりはラテンタッチのギターのソロで始まりました。ギターはもちろんナイロン弦。
2曲目はブラジリアンな感じでギターの人歌も歌います。
3曲目はパーソンが初めて入って軽やかなピアノトリオ、これがとてもいい。
4曲目もピアノ・トリオ、ベースはスペリング、しっとりとして軽やかなピアノがとてもいい、五男は無駄みたいなフレーズが多いとおもったけれど、1994年の録音だからこの年のパーソンはとてもいい。
ここで気が付いたのだけれど最初の2曲のギターソロと6曲目から最後までは1993年11月の録音で間の3曲がパーソンのピアノトリオで1993年4月の録音、でギターははいっていない。なぜだか解らないからしょうがないので一生懸命アンダーシュ・パーソンが書いているものを読みました。

このギタリスト、ルイス・サリナスって名前聞いたことがありましたがどこでであったのか、アルゼンチンの有名なギタリストでした。
6曲目からが素晴らしい“Aire de Tango”この曲u-tubeでも拾えるけれど、ブエノス・アイレスの哀愁、優しさともの悲しさ、納得した悲哀。
7曲目すべてサリナスの曲になるけれど、これが素晴らしい。ここでピアノ・トリオが加わってパーソンはシンセに変わる。パーソン、ほかの人の曲を弾いているのがいい、というか完全にサリナスを立てる抑えた演奏、サリナスのきれいな曲を崩さないような演奏がとてもいい。そしてこれはタンゴ浮き立つような無我で踊るような場面が目に浮かびます。
8曲目もシンセのハーモニーをバックに哀愁のあるギターのメロディ“La Pesada”そのメロディがイン・リズムにのってイヤ~たまりません、パースンのピアノがまた清楚でなお切れのあるフレーズ、この人このころはよかったのだ。

さてこのアルバムができた経緯ですが、このアルバムができる7年前、このピアノ・トリオメンバーでGustavo Bergalliのカルテットのズムとしてアルゼンチン、ブエノス・アイレスでコンサートしたそうです。コンサート後、シャイな大男子がお礼を言いに現れて、アマチュアのギタリストと自己紹介したそうです。
それがこのルイス・サリナス、ブエノス・アイレスのタンゴ・クラブでサリナスの演奏に感動しジャムになったそうで、その素晴らしい思い出からスウェーデンに招いて演奏に発展し、それがこのアルバムにつながったようです。
だから実は6曲目からの再開演奏みたいな流れがすばらしい。録音日は違いますが録音されたにはスウェーデン、ヨーテボリの音楽学校だそうです。

Tangoで響いてナイロン弦好きな人には絶対おすすめ、パーソンが苦手な人にもおすすめです。いや拾ってよかった。

aire de tango / luis salinas

Luis Salinas - guitar
Andres Persson - piano, synthesizer
Magnus Gran - drums
christian spering - bass

1 Chacarera Para Adolfo
2 Balada Para Guitarra
3 Day Before
4 Atras da Porta
5 Choro Bandido
6 Aire de Tango
7 Tango Para Troilo y Salgan
8La Pesada
9 Milonguera, La
10 Desde Lejos
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久しぶりに花を見て歩く

2014-04-10 21:33:27 | その他
オクサンは結構大変な状況なので、こちらも落ち着かないからなんかゆったりと散歩するなんてことはここの所ないし、毎年のお花見も行かずじまいだった。
今日は免許の更新のための講習で、会社に行ってもすぐ戻ってこなければならないのでお休みを頂いた。
気分は落ち着かないけれど、前に植えたチューリップはこの暖かさであっという間に開いた。
朝見たときはもう少しとおもって、ちょっと時間を置いたらばこんなに開いてしまった。





なかなか目をださなかったこっちもあっという間に花開いた。



そんなので、講習の行われる会場まで歩いていく事にして、途中花でも見ていく事にした。



まずはレンタル・ショップに行って講習後見るDVDを借りて、でも結果これはお笑いなので記事はなし。
それで会場にむかいます。



歩いて20分ぐらいでしょうか、写真を撮りながらいくので、で途中のイタリアンも目標です。



途中のいくつかの鉢植えも今年ゆっくり楽しんでいなかったなと写真にとりながら進みます。



途中でいただいたパスタ、小柱とフレッシュ・トマトと菜の花のアリオリオ



今年はお花見に行きませんでしたが会場にある桜がとてもきれいでした。





そして2時間の講習が終わった返り道20分ぐらいでしょうか、帰ればチューリップの状態も変わっていて、次の株のためにしおれたものは切り取って次を楽しみましょう。

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スペースの悲しみ MEHLIANA / BRAD MEHLDAU & MARK GUILIANA

2014-04-09 22:11:55 | 聞いてますCDいいと思う


メルドーとドラマーが向かい合ってデュオしている演奏はとてもタイトだとおもっていたら、アルバムになったようで、評判もわれているみたいです。スルーしてきたけれど、安い価格がついているので買ってみた。
問題作かどうかは別にして、話題作ということは確かだ。

1曲目ドラムスとシンセの出だしがとてもカッコ良い。メルドーの映画のようなナレーションは内容は理解できないけれど、ずいぶんと正しい英語をしゃべっているように思う。
2曲目フェンダーとシンセの組み合わせはきちんと構成されている演奏で、ネットで見たプログレ的なものとはちょっと違っている感じです。
3曲目ドラムスのGuilianaはエレクトロニクスともかいてあるので、打ち込みも使っているのだろうか。
4曲目シンセにピアノをかぶせた曲でナレーション、視覚的な場面を想起させる曲。
5曲目シンセとフェンダーの組み合わせだけれど、昔良く聞いたジャン・ミシェル・ジャールのシンセ・サウンドを思い出した。
ライト・ショーを組み合わせた視覚的なライブをする人だったけれど、彼のアルバム「スペース・ランデヴー」の“ロンの詩”はソプラノ・サックスとシンセの組み合わせでとても良いサウンドだった。「チャレンジャー号爆発事故」に遭遇した友人、宇宙飛行士の一人であるロナルド・マクネイアがソプラノを吹くので共演予定だったけれどその前亡くなってしまった。彼にに捧げた曲。
さてこっちのアルバムのこの曲も初の大西洋横断飛行をしたアメリア・イアハートに捧げたと思う曲、彼女も謎の死をとげている。ひょっとして“ロンの詩”が参考になった気がしないでもない。このエレジーにサックスなんかいれた演奏を聴いてみたい。

このあと似た感じの曲が続くのでそこらへんが意見が分かれた原因だろうと思う。
曲想はかえているからあきというものは感じないが、ちょっと長いことはたしかにあると思う。

それにしてもジャン・ミッシェル・ジャールの“ロンの詩”のライブ映像を昔みたけれど、素晴らしかった記憶だけが残っている。どこかで見ることはできないだろうか。

スペースで起きた悲しいがつながっているようで気持ちはそちらに行ってしまいました。



さがしてみたら「Houston」でのライブの模様があって久しぶりに楽しんだ。
画像を張り付ければいいのだけれど、やり方がわからないので「Ron's Piece」でグーグル検索してみてください。素敵な演奏を聴くことができます。実に雰囲気似ています。


MEHLIANA / BRAD MEHLDAU & MARK GUILIANA

Brad Mehldau (synths,Fender Rhodes,piano,spoken voice,“ahh”vocals)
Mark Guiliana (drums,electronics)

1.Taming the Dragon
2.Luxe
3.You Can't Go Back Now
4.The Dreamer
5.Elegy for Amelia E.
6.Sleeping Giant
7.Hungry Ghost
8.Gainsbourg
9.Just Call Me Nige
10.Sassyassed Sassafrass
11.Swimming
12.London Gloaming



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11曲つながり WHEN A MAN LOVES A WOMAN / LOUIS VAN DYKE

2014-04-08 21:47:07 | 聞いてますCDいいと思う


ソニーから出ている1,000円のリイシュー品のもう一枚がこのアルバム、一寸悩んだけれどやっぱり買いたい。
買った理由は、現役ジャズピアニスト100人に選んで現在は特別顧問席にいらっしゃる、ルイス・ヴァン・ダイクだからというのが30%やっぱり買おうと思ったのは大好きな“男が女を愛する時”を演奏しているというのが70%理由です。
「A DAY IN THE LIFE」でのウエス・モンゴメリーの演奏で心に焼きついた曲でした。
1曲目がその曲、軽やかなピアノでありながら、きちんとアーシーな香りをくわえて、これはいい。この曲だけならお薦めです。
ただ聞き惚れてしまう。
そして2曲目3曲目が、レノン、マッカートニーの曲で出だしから3曲つながりがとてもいい。ヴァン・ダイク、「プレー・レノン-マッカートニー」ってアルバムをもっているけれど1989年のアルバムだから、これは68年だからお気に入りのミュージシャンなのだあろう。


ヴァン・ダイクはアン・バートンの伴奏をしていたことで有名ですが、私はこのアルバムで脱帽しました。
41年生まれですからこの時27才で若い、他にもプロコルハルムの“青い影”など、原曲の雰囲気を壊さず、当時の若々しい時代が伝わってきます。

ただ録音がちょっとシャキシャキ感があり、でもそれはしょうがないか。マーシー。マーシー、マーシーはザヴィヌルのあの雰囲気にかなわないし、スタンダードではチョイ若さが出てしまうところもでもそれも在りか。

曲の間が短くてすぐ次の曲が出てくるけれど、車で聴いているから最後の“Waltz For Debby”が終わって、すぐ“When A Man Loves A Woman”が流れ始めました。
これが良い、なんかうれしくなるような、この11曲つながりで聴くことをお勧めします。

WHEN A MAN LOVES A WOMAN / LOUIS VAN DYKE

Piano– Louis Van Dyke
Bass– Jacques Schols
Drums– John Engels

1.When A Man Loves A Woman
2.With A Little Help From My Friends
3.She's Loving Home
4.Mercy, Mercy, Mercy
5.My Funny Valentine
6.A Whiter Shade Of Pale
7.Willow Weep For Me
8.Once Upon A Summertime
9.'Round Midnight
10.Waltz For Debby
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永く待った出会い Glad To Be Unhappy / Paul Desmond

2014-04-07 22:26:21 | 聞いてますCDおすすめ


ソニーから1,000円で古いアルバムが出ていて、渡辺貞夫のスイスでのライブのアルバムをかったらばすごくよかった。
カタログもできていてながめていたらほかに2枚欲しいのがあったので買ってきた。ポール・デスモンドのこのアルバムはもっていなかったししらなかった。同じシリーズの「デスモンド・ブルー」はLPでもっていて大好きだからこのリイシューはうれしい。

1曲目優しいメロディで、懐かしいすばらしいアルトの音、聞いた覚えがないからこのアルバムは大感激です。リチャード・ロジャースの曲上手い選曲だと思う。
ソニーからはディブ・ブルーベックのカルテットも幾枚かでているけれど、こちらの方が断然うれしい。内容は想像通りだから特に説明はなし。
4曲目“蜜の味”懐かしい曲で昔よくきいたけれど、誰が演奏していたんだっけと、なんとビートルズのことを忘れてしまっていました。
7曲目は“Angel Eyes”ブルーベックのところでも吹いているけれど、この曲実にデスモンドに合った曲だと思う。こんなに素敵なデスモンドのアドリブはまさにデスモンドなのですね。

ということで1,000円のめぐりあわせですが、そしてもしかして昔にあっていたかもしれないけれど、この年で出会ったことがとてもうれしい一枚になりました。

Glad To Be Unhappy / Paul Desmond

Paul Desmond alto sax
Jim Hall guitar
Gebe Wright
bass (except on 2)
MiGene Cherico
bass (on 2 only)
Connie Kay drums

1 Glad To Be Unhappy
2 Poor Butterfly
3 Stranger In Town
4 A Taste Of Honey
5 Any Other Time
6 Hi-Lili, Hi-Lo
7 Angel Eyes

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前夜 リー・チャイルド 著 小林宏明 訳

2014-04-06 18:18:17 | 


「シャドウ・ストーカー」を無事読み終わったから、図書館に返しにいって、すると読む本が手元にない。「人類資金」に戻るのも一寸億劫になったので、棚をあさっていると、読んでいないリー・チャイルドの本があった。
この作品の次に出たジャック・リーチャー・シリーズの「アウトロー」は昨年シカゴに行くときにもっていったけれど、行く途中の飛行機で上映されていて見てしまったし、飛行機の中に上巻を忘れてきてしまって、完読してなかったのでした。
「アウトロー」の1作前の作品だけれど軍隊がぶたいだから、リーチャーシリーズじゃないかと思ったけれど、リーチャーの軍隊時代にさかのぼった話だった。
ディーヴァーのほんよりも、考えずに済むからページも良い調子、上下2巻で800ページぐらいあるけれど読み切れそうです。

「あなたたちはもうわたしが必要じゃないのよ。すっかり大人になったんだもの。わたしの仕事は終わったわ。それが自然のことだし、いいことなのよ。それが人生。だから、わたしをいかせて」

「どうして一年前に病気のことを話してくれなかったんだ?」ジョーが利いた。
「理由はわかっているでしょ?」母は答えた・
「おれたちが兄弟げんかをするからだ」わたしは行った。
母はうなずいた。
「どうするかは、自分できめなきゃならなかったの」母は言った。

というのはストーリーの中の別筋で母親がなくなる話なのですが、これはちょっとわが家的なので感じましたが、わが家よろずっと若い人でした。
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