園長のつぶやき

こんにちは 長坂保育園の園長です。日々成長する子ども達を見ながら、日頃の思いを綴ります。

超おバカ

2009-10-17 21:52:28 | 日記
 園長です。
 本日、1時間をかけて「弁当3」を書いた。高校時代の波乱万丈の出来事を書いたのですが、投稿を押しても記事にならない・・・戻ってよく読んでみると、時間制限があるらしい。自分でも笑いながら書いた、高校時代の友達の弁当の話、授業中に先生の目を盗んで食べた弁当の話、学食での高校生ならではの笑える出来事など記憶力を総動員して書いた力作だったが、残念。2度とは書けない内容だったのでもう書けません。弁当の話はまだまだおもで深いものがあるので、またの機会に書こうと思います。それにしてもおバカな園長でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お弁当2

2009-10-16 21:44:08 | 日記
 園長です。
 昨日に引き続き「お弁当」の話です。私が一番初めに弁当を持っていったのは小学校1年生の時でした。我が家には、父親のお姉さんがいました。生涯を独身で通したお茶(裏千家)の先生でもありました。私は小さいときは、母親よりもこの「おばちゃん」と呼んでいた父親のお姉さんに育てられたようでした。この「おばちゃん」は、東京の女学校を出ていて、インテリであり、食通でもありました。母親が仕事で朝早く、夜遅い生活だったので、私は必然的におばちゃんから御飯を作ってもらうことが多かったのです。初めての「お弁当」もこのおばちゃんから作ってもらいました。しかし、このはじめてのお弁当は悲しい思い出になりました。おばちゃんが作ってくれた弁当は、今でいう「三色弁当」の一つで、卵焼き、魚肉ソーセージ、デンブでちりばめた色鮮やかなおいしそうな弁当でした。はじめての弁当にウキウキしていた私は弁当を包んでいたハンカチを振りまわした途端、スルット手からすり抜け、校門の前で地面に弁当をひろげてしまったのです。恥ずかしい気持ちと悔しい気持ちで、そのまま家へ戻ってしまいました。家には、おばちゃんがいて、もう一度作ってあげるからと、今度は卵焼きとデンブと紅ショウガで三色弁当を作ってくれました。今では考えられないような弁当ですが、当時としては斬新な弁当だったのです。第一「デンブ」って何?という人も多いのではないでしょうか。今、魚肉ソーセージを食べる人はいるのでしょうか。私たちの頃は、「ほにほ」「まるは」と言ってソーセージの代表選手でした。このおばちゃんには本当に世話になりました。初めて「水炊き」を食べたのも、握りずしを食べたのも、おばちゃんの手作りだったのです。あのときの落した弁当は、今でも思い出すと悲しい思いがします。塩入りの黄色い卵焼き、ピンクのデンブ・魚肉ソーセージ、そして赤い紅ショウガ・・その後、母親に頼んで作ってもらった「三色弁当」ですが、やはり最初の弁当は一番おいしく、悲しいスパイスも付いて、思い出に残っています。遠足に子どもたちがお母さんから作ってもらったお弁当も子供たちにはいつまでも心に残るお弁当だと思います。弁当にはいろんな思い出があります。次は高校時代の悲しい弁当の話を書きたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

お弁当

2009-10-15 18:35:25 | 日記
園長です。
 昨日は、遠足でした。私は年長、年中組と一緒にこどもの国へ行ったのですが、お昼のお弁当には驚きました。お母さん方の力作がずらり。ピカチューやドラえもんなどを型どった色合いのきれいな、食べるのがもったいないくらいのお弁当がたくさん。子どもたちは先生を呼んで自慢げに見せていました。めんこいテレビで幼稚園のお弁当を紹介する番組がありますが、内容的にはそれに勝るとも劣らないくらいの出来でした。当園では、毎週水曜日が「おにぎりの日」になっていて、子どもたちが楽しみにしている日がありますが、その集大成と言えるほど気合いが入ったお弁当でした。お母さん方の子供に対する愛情の深さがわかるようでした。
 子供たちの弁当を見て、私の小学生時代のことを思い出しました。私の家は専業農家で、両親は朝早くから出掛けるので、弁当があるときは、自分で弁当を作っていました。当時は「どかべん」というアルミでできた四角い頑丈な弁当箱で、御飯がいっぱい入るものでした。おかずといえば、自分で焼いた卵焼き、たくわん、梅干しくらいでした。家でニワトリを飼っていたので卵だけは毎日新鮮なものがありました。我が家の卵焼きは「塩」が入っており、しょっぱい味でした。卵に塩を入れると、焼きあがりが黄色くなり、食欲がわきました。出汁巻き玉子や砂糖入りなど甘い卵焼きがあることを知ったのは結婚してからでした。それまでず~と卵焼きは「しょっぱい」と思っていたのです。そしてタクワン。これがくせ~もので、冬、寒くなるとストーブの周りに弁当箱を置いて温めるのですが、タクワンの強烈なにおいが教室中を包み、犯人探しが始まるのでした。
 もうひとつ、今思い出しても悲しい遠足の思い出があります。「佐賀のがばいばあちゃん」の運動会のお弁当事件にも負けないくらい悲しい思い出です。小学6年の春の遠足のこと。お弁当は母が作ってくれたのですが、大きく不格好な「お稲荷さん」が1個ときゅうりの古漬けが2切れ・・・。みんなはおいしそうなお弁当を見せ合ってグループで輪になって食べていました。私は自分のお弁当の中身を知っているので、隅のほうで一人で後ろを向いて、静かに食べようとしていました。その様子を担任の先生が不審に思い、私の弁当箱をのぞき・・・「うまそうなお稲荷さんだなあ、先生のと交換しないか」といって高そうな黒い海苔で巻かれた「太巻き」を置いて行ったのです。その海苔巻きのおいしかったこと・・。今でも鮮明に覚えています。私の母親は基本的に、料理が得意ではなく、小学校の時は、弁当の時間は、いつも弁当箱のふたで、弁当の中身が見えないように隠して食べていました。中学になったら学校給食が始まり、いらぬ心配をしなくてもよくなりましたが、給食の時間が、今の子供たちとは違った意味で嫌いでした。今はメタボで苦しんでいる園長ですが、こんな時代もあったのです。弁当についてはまだまだ悲惨な思い出や自給自足の思い出などたくさんあります。多分、昭和20年30年生まれの方は同じ思いを持っていると思います。少しづつ恥をさらしていきたいと思っていますのでご期待ください。・・・遠足で子どもたちの気合いの入ったお弁当を見てこんなことを思い出してしまいました。そういえばあのときの先生はどうしているかなあ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ご褒美

2009-10-14 16:51:48 | 日記
園長です。
 今日は、子ども達と一緒に八戸公園(こどもの国)へ行ってきました。サッカー大会で目標のベスト8へ進出したご褒美です。年中組も一部頑張ったので、乗り物券はちょっと少なめでしたが、一緒に楽しんできました。平日の午前中ということで、お客さんは数えるくらい少なく、当園の子ども達が50分くらい占領していた時間だけが活気のある時間帯でした。少子化の影響はこんなところにも現れていることを改めて実感しました。市内の保育園の遠足が2か園あり、のんびりと秋の一日を過していました。
 いつもは、9月中に行くのですが、今年はサッカー大会も1週間遅れたので、今日になりましたが、栃の実を初めとした秋の実りには出会うことが少なく、少し残念でした。どんぐりだけは豊作だったらしく、たくさん落ちていました。松ぼっくりとどんぐりで楽しい保育教材ができそうです。数日後には「秋の作品展」が開催されるかもしれません。たくさん遊んだあとの帰りのバスは、静かな寝息が聞こえていました。みんな、ご苦労さん。でも、来年は優勝を目指そうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

なめこ

2009-10-13 20:36:13 | 日記
 園長です。
 数日前の台風で、乾燥していた大地に水分を与えてくれた。おかげで、なめこが大きく育った。雨でぬれたナメコは水分を吸ってキラキラテカテカ輝いていた。年長の子3名に声をかけ、なめこ採りをした。ぬらぬら滑るキノコに子どもたちは大苦戦。それでもかさの直径5センチくらいに育った立派ななめこを手に大喜びだった。立ち会いの保育士も初めての体験だったらしく、なめこを手にまじまじと見つめていた。この日収穫したなめこは、22日に行われる「きのこ汁会」に鍋の具として使われる。本当は味噌汁の具が最高なのですが、鍋に入れてもおいしいのです。日本人の好む味だと思う。これからの季節は、なめこ、えのき、ムキタケなどおいしいきのこがたくさん出ます。しかし、スーパーなどで売っている養殖ものと天然ものでは味も姿・形も全然違うので要注意です。あと、クリタケも晩秋のキノコとして有名です。これは酒と砂糖、醤油で煮つけて、「佃煮」が最高です。こがねたけも晩秋のキノコですが、このキノコは、金色の粉が全身に包まれており、あまり食べられていませんが、大型で煮ても減らないので食べ応えがあります。金色の粉はゆでこぼすと取れてしまうので食べるには支障ありません。我が家では、おでん、含め煮、煮しめなどで食べます。でも、味的には「えのき」が最高です。エノキダケといえば、白くひょろひょろでモヤシのような養殖ものが目に浮かびますが、天然ものは色がこげ茶で、柄も短く、付け根には白い毛があり、どちらかといえば「なめこ」に近い色形をしています。どのキノコにしても秋の味覚としては一級品です。ぜひ一度味わってみてほしいと思います。きのこのラストシーズンです。毒キノコは「ニガクリタケ」くらいしか発生しません。存分に楽しみたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする