二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

小説の楽しみ    小島信夫(水声社)

2010年03月10日 | エッセイ(国内)
図書館で目につき、借りてきて、あっというまに読みおえた。 講演記録だし、いつものような「のんしゃらん節」がおもしろかった。 いったいなにが問題とされているのか、わかるようでわからない、わからないようで、ちょっとだけわかる。韜晦を信条としているわけではあるまいが、つかまえどころのない奇妙な小説家・・・というのが、わたしの小島さんに対する印象であった。 素人にうけるのではなく、玄人にうける小説家。 . . . 本文を読む
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