二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

クラッシック音楽と本さえあれば

2010年08月29日 | 音楽(クラシック関連)
このあいだ、古書店をぶらついていたら、こんな特集を組んでいる雑誌に遭遇。 つい買ってきて、あらかた読んでしまった。 その特集とは・・・続・クラシック音楽と本さえあれば。 新潮社から刊行されている季刊誌「考える人」の2007年夏号。 マイミクのとーしさんは、一日で86冊もの本を買うというが、 その大部分は雑誌。わたしはもっぱら文庫本と新書という違いがあるし、一日で86冊もの本を買う剛毅さはもちあ . . . 本文を読む
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「ロマン派の交響曲『未完成』から『悲愴』まで」金聖響+玉木正之(講談社現代新書)

2010年08月29日 | 音楽(クラシック関連)
このお二人による同新書の共著は「ベートーヴェンの交響曲」につづいて二冊目。これもまずまずおもしろかった。音楽評論家が書いた本とは、ひと味も、ふた味も違っている。 語るのは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者、金聖響さん、インタビュアーが、スポーツライターとして世に出た玉木正之さんという、この風変わりな組み合わせ。 ちょっとくだけた、初心者向きの交響曲談義なのである。 ロマン派とひとくちにい . . . 本文を読む
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