このあいだ、古書店をぶらついていたら、こんな特集を組んでいる雑誌に遭遇。
つい買ってきて、あらかた読んでしまった。
その特集とは・・・続・クラシック音楽と本さえあれば。
新潮社から刊行されている季刊誌「考える人」の2007年夏号。
マイミクのとーしさんは、一日で86冊もの本を買うというが、
その大部分は雑誌。わたしはもっぱら文庫本と新書という違いがあるし、一日で86冊もの本を買う剛毅さはもちあ . . . 本文を読む
このお二人による同新書の共著は「ベートーヴェンの交響曲」につづいて二冊目。これもまずまずおもしろかった。音楽評論家が書いた本とは、ひと味も、ふた味も違っている。
語るのは、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の常任指揮者、金聖響さん、インタビュアーが、スポーツライターとして世に出た玉木正之さんという、この風変わりな組み合わせ。
ちょっとくだけた、初心者向きの交響曲談義なのである。
ロマン派とひとくちにい . . . 本文を読む