二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

倒叙ミステリの鮮やかな里程標 ~クロフツ「クロイドン発12時30分」に胸を震わす

2023年12月16日 | ミステリ・冒険小説等(海外)
■F・W・クロフツ「クロイドン発12時30分」霜島義明訳(創元推理文庫 2019年刊 新訳)原本は1934年 未知の方だけれど、神明明さんという人が、本書巻末にすばらしい解説をお書きになっている。 1.倒叙ミステリとしての「クロイドン」 2.警察小説としての「クロイドン」 3.リアリズム・ミステリとしての「クロイドン」 4.経済・企業ミステリとしての「クロイドン」 5.心理スリラーとしての「 . . . 本文を読む
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