二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

“伴侶の死”をめぐる2篇 ~江藤淳「妻と私」藤枝静男「悲しいだけ」を読む

2024年07月10日 | エッセイ(国内)
■「妻と私・幼年時代」江藤淳(文春文庫 2001年刊) ■「悲しいだけ」藤枝静男(恋愛小説アンソロジー 「感じて。息づかいを。」川上弘美選 光文社文庫)    (こちらが「感じて。息づかいを。」の表紙) 「感じて。息づかいを。」(光文社)は100円の棚にあったので、たまたま手に取って眺めたら藤枝静男の「悲しいだけ」が掲載されていたため、この恋愛小説アンソロジーと称する文庫本を買うことになった . . . 本文を読む
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