二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

オールドカメラ/ペンタックスMV-1インプレ

2016年11月27日 | Blog & Photo
先日、ジャンク品価格で買った、アサヒペンタックスMV-1ブラック。
・・・といっても、シルバー(クローム)ボディは見たことがないけど´Д゜

ようやく36枚を使い切ったので、現像に出した。
いつものネガカラーで試写したから、そのインプレ記事を書いておく。





この程度の古めかしさだと、クラシックカメラと称するには抵抗がある。だから、オールドカメラといっておこう(笑)。
いま、ネットの情報を調べたら、スペック等は以下の通り。
◆発売年 1979年
◆露出制御 絞り優先AE専用
◆測光方式 中央重点測光式TTL
◆シャッター 縦走りメタルフォーカルプレーン(セイコーMFC電子式)
◆シャッター速度 電子式1秒~1/1000秒 機械式B,X(1/100秒
◆ピント方式 マニュアル(スプリット マイクロマットスクリーン)
◆大きさ・重量 132(W)× 84(H) × 49.5(D) mm 430g
◆補足 ペンタックスMEの廉価版

こういうオールドカメラが760円で売られている。このお値段なら「買っておこうかな」というマニアな人は、けっこういるだろう。わたしもその一人。
このカメラは、レンズ交換式一眼レフでは、最小、最軽量といわれ、売り出されたとき、オリンパスOMシリーズのお株を奪った(*^ー゚)

ただし、小型化のあおりを受けているから、ファインダーの性能(像の倍率、精度)が犠牲になっている。マニュアルでピントを合わせなければならないため、至近距離、絞り開放付近では少々つらいものがある。



今回試したかったのは、モルトの傷みが光漏れをひき起こしてはいないか・・・ということ。
ネガの濃度は、比較的よくそろっていて、AEロックも実用の範囲、という印象をえた。





50mmF1.7レンズにはご覧のように、わずかな樽型歪曲収差がある。
ボケ味は、特別いいわけではなく、悪くもないといったレベル。
SMCペンタックス50㎜は、ジャンク品でMEを買ったときついていたF1.4も持っているが、使ったことがない(*-ω-*)

いまでも十分実用になる。
しかし、この時代のAEカメラ、電子シャッターがいつ毀れるかわからない。
いつ毀れてもおかしくない。
わたしはニコンNewFM2、キヤノンF-1Nを35ミリのメインに据えているけど、
どちらも露出はマニュアル。逆にこちらはAE専用機。
クルマの後部座席にでも放りこんでおいて、気軽に取り出すには不満はまったくない。

はい、趣味のカメラ・・・760円。ランチ一回分のお値段(*^o^*


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