レイモンド・チャンドラー「大いなる眠り」のレビューをめぐって、ふろくみたいなものを、ちょっと書いておきたくなった。
それは昨日、ハヤカワ・ミステリ文庫、チャンドラー短編全集4を買って帰ったことであ~る。ごくごく、個人的な動機なのです。
・事件屋稼業(創元推理文庫 チャンドラー短篇全集2)5篇
・トラブル・イズ・マイ・ビジネス(ハヤカワ・ミステリ文庫 チャンドラー短篇全集4)10篇
装丁(挿画)をご覧になれば一目瞭然。
この2冊は、中身が少々重複しているんだよね(´Д`) むろんそれを承知で買ってきたのです。
「トラブル・イズ・マイ・ビジネス」佐々田雅子が、昔は「事件屋稼業」稲葉明雄と訳されていることを、直前になって知りました。
ふ~む。
1965年と、2007年。
約45年のときをへだてているわけである。
さらに付け加えておくと、「簡単な殺人法」(稲葉明雄)として覚えていたチャンドラーの推理小説論が、「むだのない殺しの美学」(村上博基)になっている。
たぶん、創元社の「事件屋稼業」も、現行本かもしれない。しかしなあ(^^;
これが「トラブル・イズ・マイ・ビジネス」では英語そのままじゃねえか・・・と、つい思ってしまった。村上春樹さんの「ロング・グッドバイ」といい、これといい。
日本は無条件降伏した国だから、敵国の英語に制圧されるのは、やむをえないといえばいえる。
だけど、いかんせん文字(印字)の大きさが違うので、老眼のわたしは、より見やすい本に頼らざるをえない。
ついでに述べておくと、文庫本の装丁も、創元推理文庫のものが好き♬
ハヤカワのものでは、手に取るとき、何の本だか読者は首をかしげるだろう。
バーのカウンターにもたれ、深夜オンザロックを舐めるように飲みながら、タバコを吸う。これがライフスタイルであった、仕事一途の男たちの。
そういうなつかしさが、この表紙からにおい立ってくる。
いまとなっては“反時代的”だったし、男たちは不健康だったのだ。
それは昨日、ハヤカワ・ミステリ文庫、チャンドラー短編全集4を買って帰ったことであ~る。ごくごく、個人的な動機なのです。
・事件屋稼業(創元推理文庫 チャンドラー短篇全集2)5篇
・トラブル・イズ・マイ・ビジネス(ハヤカワ・ミステリ文庫 チャンドラー短篇全集4)10篇
装丁(挿画)をご覧になれば一目瞭然。
この2冊は、中身が少々重複しているんだよね(´Д`) むろんそれを承知で買ってきたのです。
「トラブル・イズ・マイ・ビジネス」佐々田雅子が、昔は「事件屋稼業」稲葉明雄と訳されていることを、直前になって知りました。
ふ~む。
1965年と、2007年。
約45年のときをへだてているわけである。
さらに付け加えておくと、「簡単な殺人法」(稲葉明雄)として覚えていたチャンドラーの推理小説論が、「むだのない殺しの美学」(村上博基)になっている。
たぶん、創元社の「事件屋稼業」も、現行本かもしれない。しかしなあ(^^;
これが「トラブル・イズ・マイ・ビジネス」では英語そのままじゃねえか・・・と、つい思ってしまった。村上春樹さんの「ロング・グッドバイ」といい、これといい。
日本は無条件降伏した国だから、敵国の英語に制圧されるのは、やむをえないといえばいえる。
だけど、いかんせん文字(印字)の大きさが違うので、老眼のわたしは、より見やすい本に頼らざるをえない。
ついでに述べておくと、文庫本の装丁も、創元推理文庫のものが好き♬
ハヤカワのものでは、手に取るとき、何の本だか読者は首をかしげるだろう。
バーのカウンターにもたれ、深夜オンザロックを舐めるように飲みながら、タバコを吸う。これがライフスタイルであった、仕事一途の男たちの。
そういうなつかしさが、この表紙からにおい立ってくる。
いまとなっては“反時代的”だったし、男たちは不健康だったのだ。