二草庵摘録

本のレビューと散歩写真を中心に掲載しています。二草庵とは、わが茅屋のこと。最近は詩(ポエム)もアップしています。

光と影と、光

2012年02月07日 | Blog & Photo


写真は光と影をコントロールする技術だとよくいわれる。
その通りだと、わたしもおもう。
ところが撮影現場におもむいてみると、「光と影をコントロールする」のが、そんなに簡単ではないことがわかってくる。
モノクロームならば、光と影のコントロールに、作品的な生命がかかっていたりする。
ところが、カラーは、ことば通り、そこに色の要素がくわわる。

トップにあげた一枚は、仕事にいく途中で見かけたドライブインの壁。
真っ向から強烈な西日をあびた壁やサッシが、ギンギンに輝いている。
「わ、わ! すんげぇ」とおもって、三毛ネコさんは、瞬時クルマを止めた。



こちらは、看板屋さんの作業場の屋根。
めいっぱい目立っている。自宅の近所にこんな屋根があるのは、この日、はじめて気がついた。わたしから見たら、それは、フォトジェニックなオブジェということになる(^-^)
順光線ではなく、むろん透過光狙いで、トイフォトにし、インパクトを強めた。


こういった色彩が氾濫するかのような写真の反対側に、地味なシルエット写真がある。



この一枚は、信号待ち、クルマド写真。シルエットになっているのは、10年ほどまえに、一度立ち寄ったことがあるおソバ屋さんのご主人である。



そしてこれ。前橋南インターチェンジ付近を撮影のためドライブしていたときの拾い物。
これまた、シルエット写真に分類してもいいだろう。
寒いし、・・・温かいクルマの中から撮れるなら撮ってしまえ、というやや安易な撮影法だけれど、シーンには動きがあっておもしろい(^^;)

光と影のコントロール術。
どこへでもお供するRICOH CX6とともに、わたしの写真術が、少しずつ研かれていく・・・のかな(笑)。

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« くたびれた一台の個人タクシー | トップ | 速報 デジタル一眼春の新機種 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Blog & Photo」カテゴリの最新記事